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「太陽の中の対決」(1967)

【DVD発売中】

68点68
E・レナードの小説『オンブレ』をもとにした異色西部劇。インディアンに育てられた白人青年が、公金を横領した悪玉と同じ駅馬車に乗り合わせたために強盗に襲われる……。「暴行」など、ウエスタンに心理ドラマを持ち込んだM・リット監督、P・ニューマン主演のコンビ第3作。撮影をハリウッド古参のカメラマン、J・W・ハウが担当している。

あらすじ

1880年代の東部アリゾナ。ここは元アパッチの地であったが、白人に奪われてから、彼らはサン・カーロスの保護地に移り住んだ。その中のひとりジョン・ラッセル(ポール・ニューマン)は白人だがアパッチに育てられた男だ。彼は養父から遺産として下宿屋をもらったが、それを売りはらい、コンテンションという所で馬を買う計画をたてていた。そして数日後、南へ行く小型の馬車をやっとのことで見つけることができた。というのは、この地方にも鉄道が敷かれ、駅馬車が影をひそめる時代が来たのだ。南へ行く馬車の同乗者は、ジョンのほかに、下宿屋のマネージャーだったジェシー(ダイアン・シレント)、ビリー・リーとドリスの新婚夫婦、そして60がらみのフェーバー(フレドリック・マーチ)と若い妻オードラたちだった。馬車が出る間際にグライムスと名のる男が強引に乗り込んだ。馬車がけわしい山を越えると、突如行手に3人のガンマンが現れた。ひとりはジョンの下宿屋にいたブレイトンという元保安官。この3人に、ひとりのメキシコ人が加わりさらにグライムスが合流して、その頭にたった。5人のガンマンの目的はフェーバーだった。彼はインディアン用の食肉を横流しして儲けていた極悪人。5人はフェーバーの金を奪い若妻オードラを人質にして逃げた。後を追ったジョンは2人を射殺し、金だけは無事に取り戻した。その金を、フェーバーは持ち逃げしようとしたが、逆にジョンに身ひとつで追放された。生き残ったグライムスは、オードラと金を交換しようと言ってきたがジョンは拒絶。するとグライムスは、オードラを強い太陽の下で縛りつけた。このままにしておけば、渇きと日射病で死んでしまう。この頃、追放されたフェーバーも戻ってきていたが、もはや疲れきって、なすすべもない。結局はジョンが“夫のフェーバーが、インディアンにひもじい思いをさせた報いだ”とつぶやきながらも助けてくれた。しかし、金と交換でなしにオードラを助けたジョンは、グライムスとメキシコ人の2人を射殺したが、5人のガンマンの最後のひとりに倒されてしまった。復讐はビリー・リーがした。そしてジョンの遺体は、かつて彼の下宿屋で働いていたジェシーが、町へ持っていき、弔ってやるという。 【キネマ旬報データベースより】
原題 HOMBRE
製作年 1967年
製作国
上映時間 111
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