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「ションベン・ライダー」(1983)

【DVD発売中】

59点59
退屈な学校生活を送る3人の中学生、ジョジョ・辞書・ブルースの目の前で、ガキ大将・デブナガが誘拐されてしまった。デブナガの行方を追う3人はいつしか覚醒剤をめぐるヤクザの争いに巻き込まれてしまう。河合美智子、坂上忍らを使って相米慎二が撮った豪快な“ガキ映画“。冒頭の8分間にも及ぶワンシーン・ワンショットの大移動撮影は、3台のクレーンを用意し、カットを割らずにクレーンからクレーンへカメラを回しながら移し替えてのすさまじい現場だったという。またスタントマンを使わぬ役者酷使のアクションはケガ人続出の大迫力。

あらすじ

ジョジョ、辞書、ブルースの三人の中学生はガキ大将のデブナガにいつもいじめられており、今日こそやっつけてやろうというとき、そのデブナガが三人の眼の前で誘拐されてしまった。デブナガの父が覚醒剤をタレ流していることに腹を立てた横浜のヤクザ極龍会のイヤガラセだ。誘拐したのは極龍会の組員、山と政だが、マスコミはこの事件を派手に報道し、組ではもてあましていた。一方、三人の中学生は横浜に向い、そこで、極龍会の組員で、山と政の二人を連れ戻すように命令を受けている中年のヤクザ、厳兵と出会い、一緒にデブナガ救出しようと持ちかけると、厳兵はしぶしぶ承諾する。その頃、デブナガは熱海から名古屋に連れ去られていた。一方、ヤク中で暴力的な厳兵を嫌う辞書はブルースと一緒に、熱海に研修会に来ていたアラレ先生を救出作戦に巻き込んでしまう。別行動をとっていたジョジョと厳兵は山と政を貯木場に追いつめており、そこへ、ブルース、辞書、アラレも到着した。運河に浮かぶ木の上で大迫跡が繰り広げられ、厳兵とブルースは負傷し、アラレも橋から落ちて傷だらけだ。そして、山と政、デブナガはどこかへ逃げ去っていた。クサる厳兵や辞書たちのところに島田組の者が現れ、協力を申し出る。腹では極龍会を支配しようと考えている島田組の招待で五人は飲めや歌えの大騒ぎをする。しかし、厳兵は島田の援助を断ると、山たちが逃げたと思われる大阪へ向った。そんな厳兵の姿に、ブルースは心惹かれるものを感じる。大阪のドヤに踏み込むと、半ベソの辞書が、アラレも連れていかれたと話す。その時、極龍会解散のニュースが入り、組がなくなっては山や政を追う必要がないと厳兵は言いだした。説得にも耳をかさない厳兵を残して、辞書、ブルース、ジョジョの三人は追跡を続け、横浜にあった極龍会の覚醒剤精製所に辿り着いた。そこで、山と政は極龍会解散のニュースを知り、唖然とする。そこへ、厳兵も現れ、デブナガ、アラレの救出に成功するのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1983年
製作国 日本
配給 キティ・フィルム
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