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「昆虫大戦争」(1968)

【DVD発売中】

50点50
お家芸の女性路線が不調で模索期の松竹が苦しまぎれに発表したSF怪奇映画。核実験の脅威と意思を持った昆虫が、人類を襲う恐怖と並行して描かれる。「忘れ得ぬ慕情」の大型台風上陸の特撮で、日本映画特殊撮影賞を受賞した川上景司が特撮を担当。

あらすじ

南海のある島に、秋山は昆虫採集に来ていた。彼は飛行機が墜落するのを目撃した。その飛行機は水爆を搭載してベトナムへ向う途中の米軍戦略爆撃機だったが、一万メートルの高度で昆虫の大群に遭遇し、墜落したのだ。グアム島の司令部では、ゴードン中佐に水爆回収の作戦が下された。米軍捜索隊は島の洞窟に、アゴの肉をえぐり取られて死んでいる機長と副操縦士、そして記憶を喪失しているチャーリを発見。一方秋山は軍用時計を拾ったことから機長と副操縦士の殺人容疑をうけてしまった。秋山は昆虫採集の依頼主である東京生物科学研究所の南雲と、近くの島に住むアナベルに無実の証言を頼んだ。チャーリーのうわごとから、機長たちは洞窟の中で、昆虫の大群に襲われたことを知った。秋山は、東京の裁判所に連行されるという朝、妻のゆかりに子供が出来たと知らされ脱走して、アナベルの許に逃げ込んだ。しかし、アナベルは細菌戦用の研究をしている、X国の一味で、意識を回復したチャーリーをさらっていたのだ。そして、猛毒を持った虫を集め、米軍の皆殺しを図っていた。チャーリーは毒虫の犠牲になり、狂って街に出たところをゴードンに射殺された。一方すべてを知った秋山は、南雲と落ち合った。南雲は自らの身体を使って、毒虫に対する解毒剤を発見した。しかし、昆虫は南雲の口を借りて奇怪なことをしゃべったのだ。「人類が自分の核兵器で滅ぶのは勝手だが、我々が巻き添えを食うのは御免だ。人間を皆殺しにする」と。秋山はアナベルの家に急いだ。しかし、アナベルたちは大量に繁殖した昆虫の餌食になっていた。昆虫は次々と人間を攻撃し始め、秋山もゆかりを守るため、その犠牲になったのだった。一方、南雲はリモコンで水爆を爆破しようとするゴードンを止めようと争ったが、すでに遅く、水爆は爆発した。そのあとは不気味な静けさが残るばかりだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1968年
製作国 日本
配給 松竹
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