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「恋人〈1951年〉」(1951)

【DVD発売中】

80点80
結婚式を翌日に控えた女が、最後の1日を楽しく過ごしたいと、小さい時から兄弟のようにつき合っていた男と奔放に遊びまわる様子を、女の微妙な心理を絡めて描いたドラマ。梅田晴夫の放送劇『結婚の前夜』を、和田夏十と市川崑が脚色した。

あらすじ

京子は結婚前日誠一を電話で銀座へ誘い出した。自由に遊べる最後の日を誠一とたのしく遊びたいというのであった。二人は映画を見てから、スケート場へ行き、てんぷら屋で一緒に食事した。その頃から誠一は京子の帰宅時間を気にしたが、京子は何故か家へ帰りたがらず、二人でホールで踊っているうちに、小さい時から兄妹のようにつき合って来た二人がこれまで気づかずにすごした感情が二人の間にこみ上げて来るような気分になった。結婚を明日に控えた女の感傷や気分の高ぶりではないかと京子は自省もしたみた。しかし二人が別れたくない気持ちは、そのまま二人をひきずって、ついに終電車にのりおくれてしまった。家では京子の父母が、さすがに十二時をすぎると、高まる不安を冗談にまぎらわせて待っていた。夫婦は暗黙のうちに、何か間違いが起こらなければならぬ気持ちが京子の心のどこかにあるのなら、間違いが起こっても仕方ないと覚悟はしているのだった。そのため父の恵介は、わざと貯金通帳と印鑑とを財布に入れてやったという。午前三時、若い二人は笑いながら帰って来た。そして、京子は、嫁いで行ったのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1951年
製作国 日本
配給 新東宝
上映時間 70
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