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「パラサイトドールズ」(2002)

60点60
『アニマトリックス』や『キル・ビル』のアニメ・パートを製作したスタジオが贈る、3話構成のSFアニメーション。近未来の東京を舞台に、凶悪犯罪を繰り返す人造人間“ブーマ“を取り締まる特殊任務組織“ブランチ“の活躍を描く。海外の映画祭で大反響を呼んだ、アクション、エロス、SFなど、様々な要素の凝縮されたアニメーション世界が刺激的。

あらすじ

「a faint voice」西暦2034年。東京は、21世紀初頭に起きた第2次関東大震災の被害から復興し、新たな繁栄を誇っていた。その影にゲノム・コーポレーションによって開発された“ブーマ”と呼ばれる『亜人』の活躍があった。ブーマは生態素子核AIを備え、金属・非金属を融合して作り出された人造人間だ。ブーマが社会に大量投入された結果、人間はブーマを自然な存在としてとらえようとし始めていた。その一方、ブーマを売春や破壊活動の道具として使う犯罪も急増。その対抗手段として、高機動対テロチーム“A.D.POLICE”が組織された。メガロシティに夜の闇が訪れる。このところ金曜日になると、ブーマが暴走を始める事件が続いていた。A.D.POLICEに所属しながら通常では手に負えない難事件を解決する特殊任務組織“ブランチ”の捜査官バズ(声:井上和彦)は、入手した情報をもとに取引地点へと向かうが、そこで発見したものはトイレの中で斬殺された男と薬品だった。ブーマに襲われるバズ! その危機を退けたのは、パートナーのキンボール(内田聡明)。彼もまたブーマであった。そして、A.D.POLICEと協力して暴走ブーマを破壊したブランチの女性捜査官マイケルソン(岡村明美)は、奇妙な基板を発見する。その装置は、暴走ブーマの知覚・視覚・聴覚・触覚、さらにアドレナリン分泌感覚までをも転送するものだった。それは、ブーマの暴走感覚をショーとして楽しむ人間の存在を意味する。一方、入手した薬品とは、ゲノムが欠陥ブーマのバグを修正するために開発したナノマシン(極小機械)であることが判明した。果たしてこの暴走ブーマ事件の真相とは……。「dreamer」メガロシティ外区の“アヴェニュー”。そこは人間とブーマ、双方の娼婦が集う場所であった。女性型ブーマが猟奇的に破壊される事件が続き、その捜査を担当するマイケルソンは、超高級娼婦ブーマのイヴと出会った。高級ホテルへと出入りするイヴの姿は、誰もが振り返る美しさを備えていた。お相手はVIPばかり、イヴは男に蠱惑的なファンタジーを見させた上で、セクシャルな快楽を極限まで引き出す存在であった。だが、イヴはブーマでありながら、赤い服を着た少女の幻影におびえるようになっていた。マイケルソンは、娼婦の姿に変装して潜入捜査を開始した。新たな客を取るイ。だが、行為の途中でイヴは赤い少女の幻影に恐怖し、身体から無数のコードを放って男を殺害してしまう。その現場に踏み込むマイケルソン。だが、新たなC型ブーマが出現し、逃げる2人にビームを発射しながら襲撃を開始した。イヴは自分に指令を出していた“パペット・マスター”にも見捨てられ、迷宮のようなトンネルをどこまでも走る。彼女には人間の“情緒”がコピーされていた。それがイヴの人間らしさの秘密だった。だがそれは、誰のものだったのか……。「knights of a roundtable」世間に内在する反ブーマ感情を利用し、大統領選出馬も間近い人気政治家の反り目(そりめ)法務大臣。ブランチのリーダー、タカハシ部長(池田勝)は彼の影の協力者として活動した時期もあったが、新たに反り目が起こそうとする行動には反対していた。その日からタカハシの消息は途絶えた。残されたブランチのメンバーは、上層部の指示で生存確認を開始する。だが事態は彼らの予想をはるかに越えていた。マイケルソンとキンボールは、車で移動中に突如現れたヘリによって機銃掃射を受けた。ブーマであるキンボールは頭部を破壊されながらも、マイケルソンを守ってハイウェイを逃走する。別行動のバズはコジマ課長に接触していた。もとバズの上司だったコジマは、タカハシと反り目の関係について告白を始める。だが、2人の目の前でゲノムシティ各所が一斉に爆発、街は火の海となった。そしてバズは指名手配を受ける身となった。その爆破原理は、バズの大学時代の論文がもとになっていたからだ。反り目がそれを悪用したのだ。勝ち誇る反り目の前に、孤立無援となったバズが現れる……。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2002年
製作国 日本
配給 クロックワークス=「パラサイト」製作委員会
上映時間 85
公開日 2004年1月17日(土)公開
カテゴリ SF
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