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「ロザンナのために」(1997)

【DVD発売中】

72点72
不治の病に冒された妻の願いを聞き届けようとする、中年男の悪戦苦闘をユーモラスに描く。主人公の不器用な愛情を体現したジャン・レノが、人間味豊かな個性を存分に発揮。

あらすじ

イタリアの小さな村、トリヴェント。墓地でサーカス芸人の葬儀が行われていたが、村のトラットリアの亭主マルチェロ(ジャン・レノ)は苦い顔だ。娘を亡くしてから美しい妻ロザンナ(マーセデス・ルール)と二人暮らしだった彼だが、そのロザンナが死病にかかり、余命はいくばくもなかった。彼女の最後の望みは、この村の墓地に眠る娘の隣に埋葬されること。だが、墓地はもう満杯で、墓の空きは3つ分だけだったのだ。墓地の予約をしようとしたマルチェロだが、予約はできないと言われる。かくしてマルチェロは妻のための墓地のスペースを確保するため、涙ぐましい努力をはじめた。墓地の隣の土地を所有するのは裕福なカペストロ(ルイジ・ディベルティ)。マルチェロは彼に土地を売ってくれとかけあうが、彼は断るばかり。実は彼はロザンナとの結婚を望んでいたのが果たせなかったため、失意の日々を送っていたのだ。思い余ったマルチェロは、村人をひとりも死なせまいと悲壮な決意。病人は見舞いをして元気づけたり、献血までしたり、あげくのはてには交通事故を起こさないようにと交通整理までやりだした。そんな夫の奮戦を心配するロザンナ。実は彼女は見舞いに呼んだ妹のセシリア(ポリー・ウォーカー)とマルチェロが再婚してくれたらと望んでいた。しかし、セシリアはカペストロの甥の好男子、弁護士のアントニオ(マーク・フランケル)の求愛を受けていた。そんなある晩。トラットリアで泥酔した親友のロッシ(ロベルト・デラ・カーサ)を送ったマルチェロは彼から意外なことを告白される。彼は20年前に投獄された極悪人ラッコポーニからあずかった大金をあらかた使い果たしてしまったというのだ。彼は残りの金のありかも言わずに自殺してしまう。これがきっかけで彼の周囲では死につながる事件が続発。マルチェロは頭を抱えた。だが、なんとか危機は乗り切ったマルチェロは、安らかに死んだ妻をひとつだけ残った墓に葬ることができたのだった。 【キネマ旬報データベースより】
原題 FOR ROSEANNA
製作年 1997年
製作国
配給 ギャガ=ヒューマックス
上映時間 98
公開日 1997年12月13日(土)公開
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