閉じるボタン
【重要】システム障害発生につきまして

「マタンゴ」(1963)

【DVD発売中】

75点75
プチブルの若い坊ちゃんたちがヨットで遭難。漂着した孤島で体験する恐怖を描くホラー映画。登場人物を7人に限定して、さらに鳥も動物もいない無人の孤島という一種の“密室“に舞台を設定した中で、極限状況に追い込まれたエゴむき出しの人間ドラマが展開する。やがて7人を襲ってくる飢餓と、幻惑的な味覚を持ちながら、食べると自らもキノコとなってしまう怪キノコ・マタンゴの誘惑との相剋。メンバーが次々とマタンゴとなっていくにしたがい、サスペンスがふくらんでいく。また、イーストマンカラーを生かした、毒々しいマタンゴの極彩色も不気味な感じを盛り上げている。クライマックスのゾンビのように迫ってくるマタンゴの群れ、そしてアッと驚くラストは必見。

あらすじ

太西洋のヨット旅行に出た一行−−城東大助教授村井、その教え子で恋人の相馬明子、笠井産業社長の笠井、彼の愛人で歌手の関口麻美、笠井産業の社員でヨットのベテラン作田、若い推理作家吉田、漁師の息子で臨時雇いの仙造等は、航海中猛烈な暴風雨に遭遇した。マストは折れ、舵ははずれ、無電も使用不能となり、暴風雨がやんでもただ南へ南へと流されるばかり、水も食糧もなくなった。七人はぐったりとなったまま死を待つほかはない。そのとき、深い霧の中に島影が見えた。一同は狂喜して上陸したが、絶えず白い霧が流れる不気味な無人島だ。どうやら人間の足跡らしいものを辿って、一行が密林を抜けると、そこの海岸に一隻の難波船があった。人間はおらず死体もない。ただ、苔におおわれて、カン詰が残っていた。船核実験の海洋調査船らしい。航海日誌には、MATANGOと謎めいた横文字が記されていた。やがてカン詰も食いつくし、一同は食物を求めて奔走した。その疲れ果てた彼らの前に、身の毛もよだつ怪物マタンゴが出現する。巨大な体から燐光を放ち、手足とおぼしきあたりから細長い数千の触手をのばしている。ライフル銃を射ちこんでもビクともせず、恐ろしい叫びをあげてジリジリと迫ってくる……。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1963年
製作国 日本
配給 東宝=東宝映画
上映時間 90
チケット 前売りチケットを購入する