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「男たちの挽歌〈1986年〉」(1986)

【DVD発売中】

77点77
香港映画の新たな流れを切り開き、後に数々の亜流作品を生んだハードボイルド・アクション。日本でも多くのファンを獲得し、“香港ノワール“なる絶妙のジャンル呼称を定着させた痛快エンターテインメントだ。父親が殺されたことで、ニセ札偽造組織の幹部である兄ホーを恨む刑事キット。ホーの親友マークを加えた彼ら3人が、組織を牛耳る悪党に怒りを爆発させ、決死の闘いになだれ込んでいく。マーク役のチョウ・ユンファが二丁拳銃をぶっ放し、獅子奮迅の大活躍を披露。スローモーションを駆使したスタイリッシュなバイオレンス映像と浪花節のドラマを見事に融合したジョン・ウー監督、キット役を初々しく好演したL・チャンにとっても、これが出世作となった。

あらすじ

ホー(ティ・ロン)は香港の紙幣偽造シンジケートに属するヤクザで、相棒のマーク(チョウ・ユンファ)とともに恒達財務有限公司のボス、ユーの片腕的存在だった。一方、ホーの弟キット(レスリー・チョン)は、警察官。兄の悪業は知る由もなく、2人は仲がよく、キットは恋人ジャッキー(エミリー・チュウ)をホーに紹介した。ある日、組織の仕事で台湾に飛んだホーは、取引きの最中、相手の内紛に巻き込まれて警察に捕まってしまう。そのころ、香港ではホーを憎む組織の刺客がホーの留守宅を襲い父を殺す。号泣するキット。“ホー逮捕”の記事を読んだマークは復讐を決意し台湾に向かうが、逆に組員の銃弾を受けて右足を傷めてしまう。そして3年。台湾で刑期を終えて香港に戻ったホーは、父の死をホーのせいだと思い込んでホーを許そうとしないキットのためにも足を洗う決意をする。そんなある日、自分のために負傷し落ちぶれたマークとばったり会ったホーは、弟のためにもニセ札組織壊滅に動き出す。今、組織を取り仕切っているのは、かつて舎弟扱いをしていたシン(レイ・チーホン)だった。彼は組織の悪事が外にもれることを恐れてマークを襲う。シンに対するホーの怒りが爆発する。キットにニセ札組織壊滅の手柄を立てさせ、一方で取り引き場でシンから金を奪ってマークと共に香港からの脱出を企てるホー。しかし、シンもしたたかだった。大ボスユーを殺し、すべての罪をホーの仕業とみせかけ、邪魔者を一気に葬って、暗黒街を支配しようとしていた。夜の波止場を舞台に、ホー、キット兄弟とマークは、シンに挑むのだった。 【キネマ旬報データベースより】
原題 英雄本色
製作年 1986年
製作国 香港
上映時間 95
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