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「許されざる者〈1992年〉」(1992)

【DVD発売中】

76点76
C・イーストウッドが“最後の西部劇”と語った入魂の1作。舞台は19世紀末のワイオミング。かつては冷酷な殺人鬼として恐れられたウィリアム・マニーも今は静かに農場で暮らしていた。しかし年老いた彼のもとに若いガンマンが賞金稼ぎの話を持ちかける。農場だけでは生活が苦しいマニーはやむなく再び銃をとる。一方、町では治安を守るために鬼保安官ビルが、やって来る賞金稼ぎを片っぱしからぶちのめしていた。そうとは知らずマニーたちは町に入っていく……。従来の正義対悪という単純な図式ではなく、登場人物一人一人がなぜ人を傷つけるのかを掘り下げながら、暴力の本質を見つめ直していく哲学的ともいえる人間ドラマ。脇役のG・ハックマン、R・ハリスらの鬼気迫る演技や雄大な景色も圧巻。

あらすじ

1880年、ワイオミング。列車強盗や殺人で悪名を轟かせていたウィリアム・マニー(クリント・イーストウッド)は、今では銃を捨て2人の子供と農場を営みながら密かに暮らしていた。しかし家畜や作物は順調に育たす、3年前に妻にも先立たれ苦しい生活だった。そんなマニーのもとにスコフィールド・キッド(ジェームス・ウールヴェット)という若いガンマンが訪ねてくる。彼は娼婦フィッツジェラルド(アンナ・トムソン)に重傷を負わせた2人のカウボーイを倒して、一千ドルの賞金を得ようとして考えていた。一緒に組もうと誘われたマニーは11年ぶりに銃を手にする。マニーのかつての相棒ネッド・ローガン(モーガン・フリーマン)が同行することになり、3人は町へ向かった。その頃、保安官のリトル・ビル・ダゲット(ジーン・ハックマン)は強引なやり方で町を牛耳っていた。伝説的殺し屋のイングリッシュ・ボブ(リチャード・ハリス)と同行していた小説家ボーチャンプ(サウル・ルビネック)を暴力的に町から追放するダゲッド。マニーら一行が町に到着すると、ひとり酒場にいたマニーをダゲットは激しく殴りつけ、重症を負わせる。そんなマニーを献身的に看護したのは傷つけられた娼婦のフィッツジェラルドだった。立ち直ったマニーはローガンとキッドに追いつき、追っていたカウボーイを発見して1人を射殺するが、ローガンはもう人をてないと悟り、マニーらに別れを告げた。カウボーイたちの家を見つけ、残るひとりを仕留めたキッドは、マニーに初めて人を撃ったと告白する。その頃、町では殺人罪で捕まったローガンがダゲットの激しい拷問にあい、命を落としていた。賞金を受け取る際にその話を聞いたマニーは、キッドから拳銃を受け取り、子どもたちとローガンの妻とキッドの4人で賞金を分けるように言うと町へと向かった。酒場の前にローガンの死体が放置されているのを見たマニーは店主を射殺して銃撃戦になり、遂にダゲットと対決して彼を倒した。そして子どもたちの待つ家へマニーは帰っていくのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1992年
製作国
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