閉じるボタン
【重要】システム障害発生につきまして

「多羅尾伴内・七つの顔の男だぜ」(1956)

60点60
七つの顔を持つ男、多羅尾伴内が活躍する片岡千恵蔵主演による“多羅尾伴内“シリーズの最終作。富豪の令嬢・馬場きみ子が何者からによって誘拐され、捜査中の刑事が射殺される。名探偵・多羅尾伴内は、大沢警部とともに捜査に乗り出す。

あらすじ

富豪令嬢馬場きみ子誘拐事件を張っていた刑事二人が射殺された。名探偵多羅尾伴内は大沢警部とともに捜査にのり出した。犯人が誘拐に用いた車はきみ子の婚約者清島了介のもので、偽ナンバーと判明した。伴内は片目の運転手に変装すると偽ナンバーを探りにドライブクラブ宮下商会を訪れた。しかし伴内が訪れた時、ナンバー製造者田島は殺されていた。宮下は早くも失踪した。机上の数字を見た伴内は横浜の岸壁に向い、船員に姿を変えて宮下を待ったが現れたのはミチという夜の女だった。伴内は拳銃を捌きたいと依頼し、ミチの紹介でキャバレー“ニュー・モナコ”にいる弟桜井新吉を訪ねた。新吉は社長の星村を紹介したが、伴内はここに悪の匂いを嗅いだ。果して帰途星村は伴内を襲い、ミチが兇弾を受けて倒れた。伴内はニュー・モナコで見たきみ子の母不二子を訪ねたが、不二子も清島も伴内に協力しなかった。キザな紳士姿の伴内はニュー・モナコに星村一味を張った。伴内は新吉に香港帰りの紳士張子銘の片腕川田誠三と名乗り、明日ハマ・ホテルで星村と三千万の取引をしようと誘った。伴内が息子孔明のために日本娘三人と引き替えに三千万渡すと言って瞞すと、星村は新吉の恋人とめ子、殺された刑事の娘その子、それに馬場きみ子の三枚の写真を差し出した。星村の悪業はその全貌を現わした。翌日、孔明に扮し約束の星村邸に乗り込み三人の娘を救おうとしたが、伴内のからくりを見破った星村の前に伴内は素顔の藤村大造の姿を現わした。伴内は唖然たる一同を睨んで事件解明の口を開いた。星村こそきみ子誘拐、更には刑事射殺の真犯人、田島を殺し宮下を匿まったのも彼だ。清島と不二子の醜い関係、更に清島は星村と欲を二つに分けた共謀者だった。この時、失踪中の宮下が形相凄く機関銃をもって登場、激しい拳銃戦になったが、藤村大造の正義の二挺拳銃にはかなわなかった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1956年
製作国 日本
配給 東映=東映東京
チケット 前売りチケットを購入する