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「あゝ独身」(1970)

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吉本興業の当時の若手喜劇人のオールキャストによるコメディ映画。社長夫人のお抱え運転手、バーテン、アパート管理人、ラーメン屋の出前持ち、社長令息といった面々があの手この手を使ってガール・ハントに精を出す青春群像。やす・きよ、三枝をはじめとする、笑いの大御所たちの若き日の姿にご注目。

あらすじ

芳雄は社長夫人のお抱え運転手。ある日、トテシャンの女の子弘子をはねたことから恋のキューピットが舞いおりてきた。懸命に介抱した甲斐あって、さっそく彼女とデイト、そのうえ、身分を誇大宣伝。ところが、芳雄の友人で弘子に片想いの澄夫は、嫉妬の炎に狂い、芳雄のジュースにコショーをミックス、てんやわんやの騒動を起し、デイトをぶちこわした。芳雄と弘子の兄の正吉は、同じ部屋を昼夜に分けて、借りていたが、互いに顔を知らず、他人の持物を使うあつかましい相手に腹をたてていた。一方、弘子は楽しい恋の芽ばえを胸に秘めておけず、正吉に恋人が社長令息らしいと話し、正吉を喜ばせた。正吉は首ったけのウエイトレスのキクコにダイヤをせがまれていた最中で、いい金づるが出来たと弘子の恋を発展させようとハッスルしだした。芳雄の社長の令息洋二は慕う女中の定子の心も知らぬ気に、金にあかして、女体研究にいとまがないとんだ坊ちゃん。芳雄は嘘が嘘を呼び、弘子兄妹を家に招待する破目になり弱ったが、日ごろなにかと面倒をみている洋二の好意で、社長夫妻の留守を利用、我が家のようにふるまって、格好をつけた。だが、不意に帰宅した社長夫人の目に芳雄のむつまじい光景が写ったから大変、日ごろツバメ同様可愛がっている芳雄の裏切り行為に夫人は巨体をふるわせるのだった。そのうえ、芳雄の身分も弘子にとうとうバレてしまった。ショックをうけて帰ったアパートで芳雄は正吉と鉢合わせ、二人は真相を知って大喧嘩。しかし互に貧乏地帯のチョンガー同志憎しみもやがて消しとんだ。やがて、大阪の空の下、芳雄と弘子、洋次と定子、正吉とキクコの三つのカップルが誕生した。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1970年
製作国 日本
配給 大映京都
上映時間 80
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