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「ドモ又の死」(2007)

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【DVD発売中】

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古びた更正施設で暮らすジャンキーの女たちが繰り広げる壮絶なミュージカル。『赤線』や『カインの末裔』など数々の衝撃作を発表し続けている奥秀太郎監督が、10人の女優たちを登場人物に“アーティストはなぜジャンキーになるのか“というテーマに挑む。有島武郎の同名戯曲を取り込み、演劇と現実の世界が交錯させるなど巧みな構成に唸る一作。

あらすじ

ドラッグ中毒者のための更正施設、ハマー・ナナの家。この古く寂れた施設で暮らすのは、反抗的で無愛想な戸部=ドモ又(江本純子)、優等生だけれど泣き虫のとも子(三輪明日美)、男言葉で話すリーダー的存在の花田(藤谷文子)、常に心虚ろな澤本(野村恵里)、お調子者の瀬古(高野ゆらこ)、花田にくっついて歩く青島(つるうちはな)の六人。心に問題を抱えたジャンキーな女たちは、お互いを必要としながらも、ときに傷つけあいながら共同生活を送り、油絵やドライフラワー作りといった更正プログラムをこなしている。しかし、入院中の院長(萩尾望都)に代わって施設を支配するスパルタ主義の教官(片桐はいり)によって、更正カリキュラムは迷走。スポンサーである九頭竜(大塚寧々)はそんな施設の状況を疑問視し、援助を打ち切ろうとする。しかし、ドモ又に憧れる九頭竜の娘ユカ(柳英里沙)がこれに反発する。そんな中、彼女たちに新たなプログラムが与えられる。それは芸術家の青年たちの苦悩を描いた戯曲『ドモ又の死』を上演すること。“若くして死ぬことこそ、自らの芸術を世間に認めさせる最良の手段である”。そう信じて、仲間のうちの誰か一人に死を装わせようとする五人の貧乏画家と、モデルに雇われたひとりの女の物語だった。クリスマスに予定されている発表会に向けて続く稽古の日々。次第に演じることに没頭していくドモ又たち。だが、発表会の直前にひとつの悲劇が訪れる。遂に開演した『ドモ又の死』。果たして、彼女たちはそこで何を見せるのか? 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2007年
製作国 日本
配給 NEGA
ヘッド館 シアター・イメージフォーラム
上映時間 80
公開日 2008年6月14日(土)公開
カテゴリ サスペンス/ミステリー
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