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「喜劇 男の泣きどころ」(1973)

80点80
仕事のしすぎで男が立たなくなった中年男が、美容体操をしているストリッパーに若き日のまぶしい女学生のブルマー姿を見出し、見事回復していくまでを描いた奮闘物語。女房・春川ますみによるあの手この手の回復作戦が涙ぐましい。喜劇一筋、瀬川の39本目。

あらすじ

木下長門は警視庁保安一課、別名“ポルノ取締官”に転勤を命じられた。だが、キマジメな木下には向かない役目である。木下の最初の大仕事はブルー・フィルム製造者・太平洋商事のボスを捕えることだった。ある日木下はストリッパーの“べべ・モンロー”こと根本とめと偶然知り合った。とめが何か知っていると睨んだ木下は彼女の追跡を開始した。家庭での木下は良妻のまさよがおり、別にこれといって不満はないのだが、ただ木下がポルノの見すぎでインポになり、今だに子供ができなかった。ある日、木下は戦友仲間の同期会に出席した時、親友の藤村と再会した。この藤村こそが太平洋商事のボスなのだが、勿論、木下は知らない。さて、警察では太平洋商事の根こそぎ検挙を開始したが、藤村や、ブルーフィルム監督の“巨匠”たちは既に伊豆へ逃亡した後だった。木下の上司は彼が過労気味だと判断、休暇を与えたが、木下には少しも静養にならない。そんなある日、木下はおでん屋で藤村と顔を合わせた。木下は藤村がボスだとまだ知らない。久し振りに会った二人は痛飲した。そして、藤村は木下をとめのアパートへ残して帰って行った。木下はとめを追跡しているうちに、いつしかとめに惚れていた。とめの方も木下に好意を寄せていたのだった。翌朝、目覚めた木下は、とめと一晩共にした事を知り驚いた。さらに彼の“男”が復活しているのを知り、急いで家に帰り、まさよを抱いた。数日後、まさよは妊娠した。男になった木下! やがて、ブルー・フィルム一味も逮捕された。ボスが藤村だったと知った木下は複雑な気持ちで藤村を訊問するのだった。北陸のある港のストリップ劇場は漁夫たちで超満員であった。握手を交わしながら一生懸命に、男を喜こばせようと踊っている“べべ・モンロー”こととめ。その姿は美しいものだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1973年
製作国 日本
配給 松竹
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