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「水戸黄門〈1960年〉」(1960)

53点53
片岡千恵蔵、市川右太衛門以下オールスター・キャストによるシリーズ第13作。由井正雪残党は、江戸の各地に放火し世情を騒がすが、水戸黄門主従のめざましい活躍によって残党一味はすべて捕えられる。助さん、格さんに東千代之介と中村賀津雄。

あらすじ

元禄四年江戸には大火がしきりにあった。水戸黄門と助さん格さんは身分をかくして米沢町の一ぜん飯屋に入り、そこで浪人井戸甚左衛門と知りあった。黄門主従はその夜甚左衛門の長屋に泊まった。すると、甚左衛門の友人村尾が殺され、甚左衛門は犯人として町方に捕らえられてしまった。黄門や火消し頭の四郎吉等は、甚左衛門を奉行所にかけあって出獄させた。大原廉之助という甚左衛門と同じ牢にいた浪人が、出獄祝いの席に現われた。その頃江戸城中では大火による町民の困窮をよそに、華やかな能楽の宴が催されていた。その光景を時の副将軍水戸中将綱条の叔父にあたる紀伊大納言光貞がにがにがしく見守っていた。そして水戸黄門の一子である綱条は、大火の責任を追求され、水戸嫌いの大奥の策動によって苦しい日々を送っていた。一方黄門主従は四郎吉とともに、夜の大川端を放火して歩く黒覆面の一団を見つけた。そして怪し気な浪人一人を滝川軍平という男の家においこんだ。滝川軍平は逃げ出して六間堀の真如院に入った。黄門一行が行くと、そこには浪人大原がいた。一行が帰ると大原は軍平を斬りすてた。折も折、西丸炎上見舞いの勅使柳原大納言が江戸城にやってきた。勅使柳原とは、実は浪人大原と同じ人物であった。この時副将軍綱条は将軍綱吉に大奥の圧力を排して民心安定を計ることを死を賭して進言した。光貞もこれに助言した。これを聞いた黄門は涙を流してよろこんだ。やがて黄門主従は江戸の放火が由比正雪残党の仕わざであるのをつきとめた。一味はしりごみする同志村尾を斬り、勅使柳原を企みに加担させようとしていたのだった。黄門の活躍により残党一味は総て捕えられた。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1960年
製作国 日本
配給 東映
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