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「姉妹〈1955年〉」(1955)

70点70
山奥の発電所勤務の父母のもとを離れ、学校に通うため伯母の家に世話になる姉と妹。そんな彼女たちが、年月を経るごとに少女から大人へと精神的に成長していく姿を、静かに温かく描いた小市民ドラマ。畔柳二美の毎日出版文化賞受賞作を映画化した。

あらすじ

圭子と俊子の姉妹は、山の中の発電所の社宅に住む両親のもとをはなれ、学校に通うために、都会の伯母の家に厄介になっていた。姉の圭子は十七歳、五人姉弟の長女のせいか家庭的な大人しい性質だが、妹の俊子は三つ年下の天真らんまん型。年の割に背が低いので、「近藤のちび」すなわち「こんち」というあだ名で呼ばれていた。姉妹の伯母お民のつれ合いの銀三郎は大工の棟梁で大の酒好きである。時にはいさかいもあるとは云え、夫婦は至って好人物で、姉妹はこの庶民的な伯母夫婦に愛されながらすくすくと成長していた。俊子はある日、同級生のとしみの家へ遊びに行き、としみの姉と弟が二人共障害者なのを知って、幸福は金で求められるものでないと思った。冬休みが来て、二人の姉妹は山の中の父母のところへ帰り、久し振りで戻ったわが家で近所の青年男女と共につつましく楽しい正月をすごした。新学期が来て、姉妹は伯母の家の近所に住む貧しいはつえ一家と知り合ったり、花札とばくで伯父が警察へ連れて行かれたりするような経験にめぐり合った。やがて圭子は学校を卒業し、俊子は寄宿舎へ入った。山の発電所にも人員整理の波が押し寄せ、真面目な父親の健作は、周囲の人達の苦しい生活をはばかって、俊子の修学旅行をも控えさせたが、俊子はそうした悲しみにも耐えた。やがて圭子の嫁ぐ日が来る。俊子は姉が正月のかるた会で一緒だった岡青年と好き合っていたものと思い、ひそかに気をもむのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1955年
製作国 日本
配給 中央映画
上映時間 95
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