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「風の外側」(2007)

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【DVD発売中】

55点55
前作『長い散歩』がモントリオール映画祭で3部門を受賞した奥田瑛二監督が、海峡を望む街、下関を舞台に、差別の壁に阻まれながら惹かれ合っていく少女と青年を描く。モデルとして活躍する佐々木崇雄と、監督の実娘である安藤サクラが主演に抜擢されたほか、作家の島田雅彦、シンガーの綾戸智絵などジャンルを越えた多彩なキャストにも注目だ。

あらすじ

オペラ歌手を目指し、名門女子高の合唱部でソロを歌う岩田真理子(安藤サクラ)は、フェリー乗り場の海に落ちた通学鞄を海に飛び込み拾ってくれた青年(佐々木崇雄)に出会う。けれど鞄と一緒に海に落ちた楽譜の中からは、真理子が宝物のように思っているプッチーニの『トスカ』の楽譜が消えていた。大切な楽譜をなくしたその償いとして、真理子は青年に学校帰りのボディガードになることを約束させる。真理子たち合唱部の少女たちは、つきまとう制服ストーカーに悩んでいた。毎日夕方になると、校門の前に現れて真理子たちを待つ青年。次第に親密になっていく二人だったが、青年はいつまでたっても自分の名前を明かすことができない。青年の名は趙聖文(チョ・ソンムン)と言い、在日朝鮮人三世だったからだ。その出自からまっとうな人生を生きることを諦め、小さな悪事で日々をしのぐ生活を送っていた。お互いの好意に気づきながら、夢のない趙にとって、夢を語る真理子は、遠い存在として眺めることしかできない。そんな中、真理子は合唱部のソロを降ろされ、自暴自棄となる。一方趙は、自分を拾ってくれたヤクザの田丸(北村一輝)の半ば脅迫のような頼みで、一人の男を殺すようピストルを渡される。利権をめぐる抗争。その殺すべき相手は、真理子の父である地元の実業家、岩田(奥田瑛二)だった……。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2007年
製作国 日本
配給 ゼアリズエンタープライズ
ヘッド館 新宿K’s cinema
上映時間 123
公開日 2007年12月22日(土)公開
映倫 PG12
カテゴリ ラブ・ストーリー
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