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「殯〈もがり〉の森」(2007)

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【DVD発売中】

58点58
劇場映画デビュー作『萌の朱雀』で1997年度(第50回)カンヌ国際映画祭の新人監督賞(カメラ・ドール)を史上最年少で受賞した河瀬直美による人間ドラマ。奈良の山間にあるグループホームと鬱蒼とした森を舞台に、亡き妻の死を受け止められない認知症の男性と、我が子を失った新任介護士の女性との心の交流を描く。森でふたりが彷徨う物語の中に“生と死“という根源的なテーマを浮かび上がらせ、2007年度(第60回)カンヌ映画祭では大賞(パルムドール)に次ぐ審査員特別大賞(グランプリ)を受賞した。

あらすじ

奈良県東部の山間地。自然豊かなこの里に、旧家を改装したグループホームがある。そこでは軽度の認知症を患った人たちが、介護スタッフと共同生活をしている。その中の一人、しげき(うだしげき)は、33年前に妻・真子(ますだかなこ)が亡くなってから、ずっと彼女との日々を心の奥にしまい込んで生きてきた。そして今、しげきは亡き妻の想い出と共に静かな日々を過ごしていた。グループホームへ新しく介護福祉士としてやってきた真千子(尾野真千子)もまた、心を閉ざして生きていた。息子を亡くしたことがきっかけで、真千子は夫(斉藤陽一郎)との別れを余儀なくされたのだった。ある日、亡き妻の思い出の詰まったリュックサックを、そうとはしらず手にとった真千子を、しげきは突き飛ばしてしまう。福祉士として自信を失う真千子を、主任の和歌子(渡辺真起子)は静かに見守り、そっと励ます。次第に、真千子は自分の生き方を取り戻し始め、やがてしげきと心打ち解けあっていく。ある夏の日、しげきの妻の墓参りに同行する真千子だが、途中で運転する車が脱輪してしまう。真千子が助けを呼びに行く間にしげきは森に入り込み、そのまま二人は森を彷徨う。長い夜が空け、朝、しげきは妻の亡骸の眠った場所を見つけ、土を掘り起こし、そこに思い出を埋める。それは、しげきが長年つけていた何十冊もの日記帳だった。眠るしげきの傍らで、真千子は遥か上空を飛ぶヘリコプターの音を聞くのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2007年
製作国 日本=仏
配給 組画
ヘッド館 シネマ・アンジェリカ
上映時間 97
公開日 2007年6月23日(土)公開
カテゴリ 人間ドラマ
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