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「乳泉村の子」(1991)

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日中戦争終戦時、中国で生き別れとなってしまった母と幼い赤子。現地の小さな村で老婆に育てられたその赤ん坊は犬坊と名付けられ、聡明な少年に成長。やがて高僧となった彼は日本に渡り、実の母と対面を果たす。シェ・チンが、戦争孤児の問題をテーマにじっくりと描いた感動の物語。

あらすじ

訪日する中国仏教代表団の一人、僧の明鏡ミンチン(プー・ツンシン)は、一九四五年日中戦争末期の日本軍駐屯地で生まれた。河南省、乳泉村に捨てられていた彼を、産婆の羊角(ティン・イー)が拾い、口と耳が不自由な息子の葫蘆(ヨウ・イン)と娘の秀秀(リー・ティン)と共に育てた。犬坊と名付けられた息子は“侵略者の子”として苦労を重ねる。代表団の帰国を明日に控え、明鏡は実の母・大島和子(栗原小巻)の家に招かれた。生き別れになった事情を語り、詫びる和子に、僧門に生きる者として決意を固めた明鏡は、和子の見送りを断り、心の中で母と母の祖国に別れを告げ、帰国の途につくのだった。 【キネマ旬報データベースより】
原題 清涼寺鐘謦/THE BELL OF THE QING LIANG TEMPLE
製作年 1991年
製作国 日本=中国=香港
上映時間 121
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