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「花くれないに」(1957)

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まだ男女共学の許されていないみちのくの高校に赴任して来た教師の朝田恵太郎。そこでは教師や町の有力者が二派に分かれて共学論争が展開されていた。共学反対派のPTA会長や教頭は、男女合同の運動場の予定地を競輪場にしようと図っていて……。NHKで放映された連続テレビドラマの映画化。

あらすじ

朝田恵太郎はみちのくの今石東校に赴任し、早速若ムジナという仇名を貰った。この土地では男女共学が行われず、この間題をめぐって有力者や教師が二派に別れていた。共学を主張するのは佐久間教師や老町医者の若杉で、反対派には市の有力者、PTA会長の五本松や押川教頭がいて、男女合同の運動場の予定地を競輪場にしようと計っていた。彼らは五本松の二号さわ子の営む料亭に恵太郎を呼び、佐久間らの悪口をいってたきつけた。生徒に新参とあなどられていた恵太郎は学校泥捧を捕え、一躍人気を集めた。彼が下宿している琴の師匠の娘、幸枝や節子はますます彼を信頼した。妻子がありながら幸枝に横恋慕する押川はそれを苦々しく思った。男ばかりの東高校の文化祭の演劇に女性が必要になり、恵太郎は女ばかりの南高に応援出演を頼みに行った。しかし、若杉の娘で、教師の朝子は彼を誤解し拒絶した。文化祭の夜、恵太郎は校庭で酒を飲んでいた、五本松の息子武富をなぐった。五本松の市民へのスタンド・プレーで、事件は収ったが、それを機会に、押川は彼を買収しようとしたが失敗した。朝子の彼への誤解もとけた祭礼の日、また事件が起きた。節子が愚連隊に本屋で万引をしたとインネンをつけられ、前から彼女を好きだった武富が身替りに自分が盗んだと言い張り、学校で問題になったのだ。五本松は彼を東京に転校させた。節子は彼への愛に目覚めた。恵太郎たちは競輪場反対の運動に立ち上り、生徒達も市民大会の当日、デモを行った。そのことで佐久間は押川教頭をなぐってしまい、辞職して北海道へ去ることになった。デモ事件は、武富が帰省して狂言自殺したことで五本松が軟化し、カタがついた。が、五本松は若杉医院のまん前に市民病院をつくることで復讐してきた。若杉は朝子を残して大阪の公立病院をあずけられて行くことになった。その送別の宴が開かれた夜、若人達は一層の団結を誓いあう。恵太郎と朝子の心も相寄った。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1957年
製作国 日本
配給 松竹大船
上映時間 102
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