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「ステキな彼女」(1980)

【DVD発売中】

65点65
日本では1998年に劇場公開されたホウ・シャオシエン監督のデビュー作。親が決めた結婚を嫌う財閥の一人娘パンは、傷心を癒すため訪れていた故郷の農村で測量技師のクーと出会い、彼の純粋さに惹かれていく。日毎に恋心を募らせる二人だったが、結婚を目前にしたパンは、誰にも告げず一人村を去る。数日後、台北へ戻ったクーは父の用事を済ませようと立ち寄った先で、パンの挙式に出くわす。彼女に詰め寄るクーに式場はパニックとなるが……。シャオシエンが当時のアイドル、ケニー・ビーを主演に撮った一連の低予算映画だが、のどかな農村の描写や子供たちの生き生きとした表情など、後の彼の作品につながる象徴的な風景がみずみずしく描かれている。

あらすじ

潘財閥のひとり娘、ウェンチー(フォン・フェイフェイ)は、父に命じられ、馬財閥のひとり息子、チェン(チェン・ヨウ)との結婚を前に、叔母を頼って少女時代を過ごした故郷の村に帰る。そこで折しも村に仕事で来ていた測量技師、ターガン(ケニー・ビー)と出逢う。彼の破天荒で大らかな人柄に惹かれてゆくウェンチー。ふたりの間には愛情が芽生え始めるが、ウェンチーは恋心を胸に、別れも告げず突然に去ってゆく。ターガンは、彼女の愛情を疑うことができず苦悶する。やがてターガンは台北に帰るが、父の用事で預かり物を届けに出かけた先で、ちょうどウェンチーとチェンとの婚約披露パーティーの場に出くわしてしまう。ターガンは動揺し、ウェンチーにつきまとって会場は大騒ぎになる。その後、ターガンはふたりのデートに乱入してくるが、気さくなターガンをチェンはすっかり気に入り、男ふたりは意気投合してかえってウェンチーがひとり蚊帳の外になってしまう。やがてチェンが、将来を約束した相手がほかにいることを告げ、婚約破棄をウェンチーに提案する。ウェンチーは彼の申し出を聞き入れ、ターガンは結婚の許しを彼女の父に求めるが、頑なな父は素性の知れない男との結婚など許そうとはしない。落ち込むウェンチーのもとに、叔母から見合いの話が舞い込む。父も大乗り気の好条件の縁談だ。会ってみるだけと説得されていやいやながらに出かけて行くが、見合い相手は現れず、なぜかターガンが来て叔母と笑い合っている様子。ターガンに連れられて彼の家に行ってみると、立派な邸宅の前で一家揃って出迎えてくれる。測量技師で自活してはいるが、ターガンはチェン以上の御曹司だったのである。 【キネマ旬報データベースより】
原題 就是溜溜的地
製作年 1980年
製作国 台湾
上映時間 89
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