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「そうかもしれない」(2005)

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【DVD発売中】

58点58
詩人で小説家の耕治人が発表した“命終3部作“の「天井から降る哀しい音」「どんなご縁で」「そうかもしれない」を基にした、感動のヒューマン・ドラマ。苦境に追い込まれていく夫に扮した上方落語界の重鎮、桂春團治の好演が光る。

あらすじ

寡作の文筆家・高山治(桂春團治)とその妻・ヨシ子(雪村いづみ)は、質素だが平穏な暮らしを送っていた。子供はいないが、ヨシ子の姉の子・武が、たまに顔を出してはあれこれと世間話をして、早々に退散していく。その日は、突然おとずれた。散歩の途中、ヨシ子が買い物の品物を忘れたという。急いで店に向かう高山。だが、今日は誰もその品物を買ってはいないと言われる。いつも通る橋、いつも寄り道する公園の池。かがみ込んでヨシ子が純真にミズスマシを見つめている。高山はただ、妻と一緒に水面を見つめるしかなかった。久しぶりに訪ねて来た高山の担当編集者・時岡の前でも、ヨシ子の会話はどこかぎこちない。ゆっくりだが、病は確実に進行していた。日常生活でも目が離せなくなってきて、言動もおかしくなっている。自宅介護の限界がひっそりと近づいてきていた。慣れない介護に追われながら、深夜、執筆を続ける高山を、激痛が襲う。ガンの発症だった。医師は手術をすすめ、高山は妻を特別養護老人ホームにあずけ、自分は入院することを決意する。別々の生活が始まり、高山は手術を受けた。ヨシ子が久しぶりに高山を病院にたずねる日がやってきた。おしゃれをして、ケアワーカーの志田に連れられて病室にやってきたヨシ子は、夫にだけ分かる二人だけの言葉を口にする。やがて、別れの日がやってくる。誰もがヨシ子にそのことを告げる事ができない。だが、ヨシ子は微笑みを浮かべ、すべてを分かっているかのように皆に手をさしのべるのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2005年
製作国 日本
配給 シナジー=「そうかもしれない」製作委員会
ヘッド館 シネスイッチ銀座
上映時間 106
公開日 2006年9月30日(土)公開
カテゴリ 人間ドラマ
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