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「ダメおやじ」(1973)

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かつては不動産会社のホープだったが、結婚して10年、万年ヒラ社員の何をやってもダメな通称ダメおやじと、その家庭の悲喜こもごもを描き出した、笑いとペーソスあふれるナンセンス喜劇。不動産業の昇進試験を受けるための連夜のしごき特訓が展開される。

あらすじ

桃栗不動産の若きホープ雨野大助と短大出の才媛本田冬子がめでたく結婚した。それから十年−−。万年平社員の大助は今だに2DKの団地住いだが、冬子と七歳になるタコ坊との三人暮しに満足していた。そんなある日、冬子は大学時代の後輩・由美子の夫・南村が課長に昇進したためショックを受けた。大助と南村は、同じ会社の同期だったのである。冬子は、母の豊子と二人で大助をなじり、課長になるように、とハッパをかける。しかし、大助は相変わらずマイペース。そんなある日、大助はひょんな事から、同じ課の美人社員・すみれのマンションを南村が訪ねるのに出会った。数日後、大助は夜遅く、南村に呼びだされた。南村はすみれのマンションにいて帰りが遅くなったので、大助と飲んでいたことにしてくれ、と頼んだ。承知した大助は、由美子の前で酒に酔った演技をするが、演技過剰すぎて由美子はあきれ顔。翌日、由美子は冬子を呼び出し、大助のことを報告し、大助を係長に推せんするのは無理、と冷たく言いはなつ。オニババと化した冬子は、大助に対して猛烈な特訓を展開した。今のままでも楽しければ良いと思う大助だったが、妻や子供のために“宅地建物取引主任者試験”を受けると宣言。だが、毎日の特訓に大助は疲労困憊、ダウンしてしまった。そんな大助をすみれは優しく労わり、彼女のマンションに招待した。その時、突然由美子が部屋に入って来た。彼女は夫の浮気に感づき、押し入ったのだったが、大助を見て困惑顔。いよいよ試験日。奮闘努力のかいもなく、大助は答案用紙がオニババに見え、試験場を逃げ出してしまった。一方、由美子から大助のことを聞いて、すみれのマンションへやって来た冬子は、そこですみれと南村の濡れ場を見てしまった。由美子に内緒にしてくれ、と冬子に頭を下げる南村を、すみれは軽蔑の目で見ていた。やがて、大助は南村の推せんで北海道の僻地へ係長として転勤することになり、すみれは南村との仲を清算して故郷へ帰っていった。大助が係長になったことを喜ぶ冬子とタコ坊だが、なぜか大助の心は淋しかった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1973年
製作国 日本
配給 松竹
上映時間 87
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