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「火山脈」(1950)

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あらすじ

野口清作は会津磐梯山の麓に貧農の子として生まれた。清作は三歳の時母の不注意で暖炉裏に落ち左手に大火傷して指がくっついてしまった。小学校卒業の時、清作の天稟に目をつけていた小林先生は若松のアメリカ帰りの医師を紹介して清作の手を手術させすぐれた医術によって自己の不具が治癒したのを見た清作は医者となって世の人に尽くしたいと決心した。二十一歳で上京した清作は高山歯科学院講師血脇の温かい庇護を受けつつ医術開業前期試験に合格した。その頃清作は郷友樋口の従妹川口みね子に恋をした。「英世」と改名したのもこの頃である。だがみね子との恋はとげられず失恋の傷手をうけた英世は一日アメリカのジョンス・ホプキンス大学のフレキスナァ教授の面識を得たことからアメリカ留学を決心し、血脇の作ってくれた旅費を持って渡米、研鑽十余年、ロックフェラー研究所の一員となり、微毒菌スピロヘータ・バリーダの純粋培養に成功し、一躍世界的名声を博し、理学両博士号を贈られ、家庭はメエジー夫人を得て幸福だった。十数年ぶりで故国へ帰る機会を得た英世は母の喜ぶさまに、アメリカへ帰ることを断念し、メエジーも呼んで母と暮らそうと決心した。折から少年時代の親友代吉がアメリカで研究途上にあったロッキイ熱に酷似した病状で倒れた。更に英世に大きな衝撃を与えたのは、助手スチイブが研究中にロッキイ熱に感染して死んだという電報である。英世は母への愛情と研究への欲望の板ばさみとなって悩んだ。それをみた母は「お前はアメリカへお帰り、お前はまだまだ世界の桧舞台で用のある人間なのだ。お前が傍らにいなくても私は日本一の幸福な母親だよ」と言った。滂沱たる涙の中で、母と子はひしと固く抱き合ったのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1950年
製作国 日本
配給 大映京都
上映時間 112
カテゴリ 人間ドラマ
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