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「夜の緋牡丹」(1950)

70点70

あらすじ

復員後、日雇作業員に身を落として文学の道に精進する小熊隆介は、貞操観念皆無の少女のような不見転芸者たい子と知り合い憐憫から次第に愛情を覚えて同棲するようになった。その頃、同じく小説家志望の夏川美樹は北大講師で病妻のいる谷川医学博士の世話を受けていたが、幾人もの女をだまし、その妻とも単なる利害関係だけで結婚した彼の卑劣さに愛想をつかして、別れ話を持ち出しキャバレエに勤めた。そこで美樹は与太者あがりの青年社長吉岡とその兄貴格のキャバレエのマネジャア鉄に想いを寄せられたが、彼女の心は鉄に傾いていた。病身の隆介は、たい子が生活のために何の躊躇もなく貞操を売ることに耐えきれず別れようとしたが、たい子は聞き入れなかった。隆介は折よく上京した伯父の妄念和尚の計いで田舎へ逃げたが、たい子は早速あとを追って来た。田舎で心身を回復した隆介は懸賞小説に応募し、共に入選の栄を得た美樹に紹介された。二人は祝杯をあげた帰途、酔いつぶれて旅館の一室に泊ったことから急速に親しくなって、隆介はそのまま美樹のアパアトの室に住むようになった。隆介から別れの手紙と手切金を受け取ったたい子は直ちに上京し、一度は美樹の手から隆介を奪い返したものの、隆介が深く美樹を愛していることを知ると、淋しく彼を諦めた。美樹を失った谷川は酒に溺れてメチールで盲となり彷徨と美樹の姿を追い求めていた。隆介が再び戻った頃、美樹の心はすでに彼を離れていた。嫉妬に燃える隆介は、美樹を追って鉄の家まで行き、男同士の決闘で美樹を争おうとした。だが、決闘寸前、二人は和解し、隆介は今こそようやくたい子のもとに帰る決心をした。その頃、美樹は誰にも知られず谷川のメスに刺され、谷川もまた共に息絶えていた。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1950年
製作国 日本
上映時間 105
カテゴリ 人間ドラマ
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