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「風流温泉日記」(1958)

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あらすじ

ゆきのいる白浜の温泉旅館南海荘には、女中頭のよねをはじめ、とし、あさ、お蝶、それにハルの女中がいた。苦労人の支配人喜久蔵も、番頭の平太もみんないい人で、職場は明るく楽しかった。それにこの辺りの受持の警官古山は、まだ若いが親切で人がよく“風流さん”とみんなによばれていた。そのうちでもあさが一番熱をあげていた。商売柄いろいろなことが起った。オバサマと青年、社長とハィティーン令嬢の二組が大浴場で鉢合せした。オバサマと社長は御夫婦。どうなることかと心配していると、令嬢と青年は手をつないでさっさと出ていってしまった。一同呆然とするばかり。ホッとしたのも束の間、しっかり屋のとしが女中部屋で泣きだした。大学教授という初老の紳士桑原に、好意以上の気持をいだいていた。そしてへソクリを小切手と代えてやった。ところが桑原は小切手詐欺の常習犯だった。女中頭のよねには、昔奉公している時に旦那との間に出来た京子という娘があった。娘の結婚にも出席することが出来ず、せめて新婚旅行に自分の旅館へと、思ったがダメでそのしょげっぷりは、みるのも気の毒な位だった。ある晩、ゆきは廊下でお客からいたずらをされた。その男は、かつてゆきが新宿の赤線にいたころにとった客の一人だった。幸せな生活から、一瞬にして眼先が真暗になった。ところが、その男は指命手配中の強盗犯人だった。やっとのことで、ゆきは古山巡査のところへ連絡した。まんまと捕えられた沢井は、連行されようとして旅館の前で、ゆきを指さしその前歴をあばきたてた。ゆきはふらふらと旅館を出て、三段壁の断崖に立った。そんな彼女に古山は、部長試験に通れたのも彼女がいればこそというのだった。ゆきは古山の励しに今一度強く生きようと決心した。古山は巡査部長になって、和歌の浦に栄転していった。そこからの手紙に二人の将来のことが書かれてあった。なつかしい古山の声が、ゆきにはいつしか恋しい人の声となって、聞こえてくるようになった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1958年
製作国 日本
配給 東宝
上映時間 92
カテゴリ コメディ
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