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「武蔵野夫人」(1951)

【DVD発売中】

82点82
当時ベストセラーとなった大岡昇平の同名小説の映画化。復員した青年・勉を引き取ることになった宮地家の妻・道子は、やがて勉を一人の男として意識し始める。勉の兄嫁の富子や嫉妬深い道子の夫などが入り乱れて、愛憎の人間模様が展開する……。複雑な心理描写を溝口の独特の演出力で撮り上げた名編。

あらすじ

武蔵野の高台に住む道子と夫の秋山のもとへ道子の従弟勉が復員してくる。勉は道子と共に住むことを望んだが、嫉妬深い秋山は彼をアパートに住まわせる。勉の生活が荒れることを心配した道子は向かいに住む従兄の妻富子の提案で、彼に富子の娘雪子の家庭教師をさせることにする。武蔵野の小道を一緒に散策するうちに道子と勉は互いに男女として意識しあうようになった。しかしあけすけな富子はそれを秋山に暴露してしまい、秋山はそれを許す代わり富子と関係を持つようになる。ある時嵐にあった道子と勉はホテルで一夜を過ごすが、道子は勉の激情を優しくなだめるのだった。富子と旅に出たものの捨てられた秋山が家に戻ってみると、道子は静かに息を引き取っていた。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1951年
製作国 日本
配給 東宝
上映時間 88
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