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「事件記者 影なき男」(1959)

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あらすじ

東京日報の敏腕事件記者伊那ちゃんの結婚式が行われているころ、月島で男の他殺死体が発見されたという情報が警視庁記者クラブに入った。さらに被害者のズボンから贋造百ドル紙幣が発見されたことから、男は最近起ったニセドル事件の一味で立川の印刷工小久保と判り、その服には何かの手掛りと思われる女の毛髪が着いていた。情報は次々と伊那ちゃんの結婚式場にも伝わったが、伊那ちゃんは遂に新婚旅行を中止すると言い出した。相沢キャップになだめられた伊那ちゃんは車中の人となったが、車中で傍を通った四本指の男に伊那ちゃんはハッとした。一カ月前、横浜でニセドルを使った犯人も四本指、伊那ちやんは男の監視を始めたが、何と彼は自分の目的地上山田温泉で降り親友藤山の経営する旅館に入った。つづいて入った伊那ちゃんは藤山に協力を求めたが、一方東京では翌日、美術商千賀堂の主人が殺され現場からニセドルが出るという事件が起った。しかも犯人は小久保殺しと同一と断定された。その現場で東京日報の長谷部は、ニセドル買いの小牧という男を見とがめ、小牧が千賀堂にニセドルをつかまされ四百万円巻上げられていたことを知った。警察も小牧を容疑者と睨んだが、相沢キャップは長谷部の話から小牧を白と判断した。そして殺された千賀堂の傍に電話帳があったことから、千賀堂は小牧の一件から犯罪がバレるのを恐れた仲間に脅迫され、誰かに連絡しようとした矢先に殺されたのだと推理した。伊那ちゃんの同僚の菅が、例の電話帳がカ行のところで開かれたままであったことからカ行の名前を写し取ってきた。その中の一人、刈屋が臭いとキャップは判断した。刈屋宅へ行った菅は主人の弓子と会えなかったが、部屋にあったヘアブラシから数本の毛髪を手に入れた。その毛髪は小久保の服についていたものと同じだった。そのころ窮地に追込まれたニセドル団の首領・四本指の男宇都木は仲間の刈屋弓子の家で香港逃亡の準備をしていた。そこへ騙し取られた四百万円を取返そうと小牧が忍び込んだが宇都木の拳銃の前に棒立ちとなった。小久保と千賀堂を殺したその拳銃。−−一瞬、かけつけた警官隊がなだれこんだ。事件が解決したころ、それとは知らぬ上山田温泉では伊那ちゃんが尾行していた例の四本指の男が崖下から死体となって発見され大慌て、早速、本社へ連絡したが、その男は事件とは全く関係なく、しかも死因も事故と判ってがっかり。しかし彼は新婦のやす子と初めて新婚気分にひたれたというわけ……。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1959年
製作国 日本
配給 日活
上映時間 54
カテゴリ サスペンス/ミステリー
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