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「カリーナの林檎〜チェルノブイリの森〜」(2011)

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【DVD発売中】

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原発事故から25年、悲劇はまだ終わらない『アイコ十六歳』などで知られる今関あきよし監督が、チェルノブイリ原発事故の爪痕が残る隣国のベラルーシを舞台に描く家族ドラマ。綿密な現地取材を基に、ひとりの少女を通して、ある家族を突然襲った悲劇が語られる。原発事故後、ベラルーシで実際に起き、今もまだ続いている事実を伝えるとともに、その問題点について深く言及した1本。

あらすじ

チェルノブイリ原発事故の発生したウクライナの隣国、ベラルーシ。少女カリーナ(ナスチャ・セギョリナ)は、夏休みの最後を大好きなおばあちゃん(タチアナ・マルヘリ)が暮らす田舎の家で過ごしていた。カリーナの家族はかつてこの家に住んでいたが、ママ(オルガ・ヴォッツ)の入院でバラバラになっていた。パパ(セルゲイ・シムコ)は、ママの入院費を稼ぐために遠いロシアのモスクワに。カリーナはベラルーシの首都ミンスクの親戚の家に預けられた。今、田舎の家に住んでいるのはおばあちゃんだけ。居住禁止区域のすぐ隣の村にあり、放射能汚染の危険がある家。しかし、カリーナにはまるで信じられなかった。空も川も森も庭のリンゴも、いつもと変わらず綺麗に見えるからだ。都会ミンスクでの生活に馴染もうとしないカリーナ。自分の家は田舎のおばあちゃんの家、またいつか家族みんなで住めると信じていた。いつも孤独だったが、どんなに辛くても寂しくても絶対に泣かなかった。それはママとの約束だったから。ある日、入院中のママから、こんな話を聞かされる。“チェルノブイリという街には悪魔のお城があって毒を撒き散らしているのよ”。しかし、おばあちゃんは“悪魔なんて神様がやっつけてくれるさ”と笑っていた。神様がいてくださる……。カリーナは心強く思っていたが、冬になるとおばあちゃんが病気で倒れる。ママの病気も悪化。いつもより強く神様にお祈りを捧げるカリーナだったが、ついに自分自身も病に倒れ、神様を疑い始める。“神様はどうして悪魔をやっつけてくれないの?”入院先の友達も次々と亡くなっていく……。死を目の当たりにしたカリーナは、ある決意を固める。“神様が何もしてくださらないのなら、私が悪魔に頼んで毒を撒くのをやめてもらおう”。こうしてカリーナは病院を抜け出し、悪魔のお城があるチェルノブイリを目指して旅立つ……。 【キネマ旬報データベースより】
原題 ДЕВОЧКА ПО ИМЕНИ КАЛИНА
製作年 2011年
製作国 日本
配給 カリーナプロジェクト
ヘッド館 シネマート六本木
上映時間 109
公開日 2011年11月19日(土)公開
カテゴリ 人間ドラマ
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