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「あるセックス・ドクターの記録」(1968)

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あらすじ

ある夏、泌尿器専門の開業医根岸は、避暑に来ていた離れ小島で、大怪我をした少年を救った。出血多量で危ういところを、五人の男女が輸血のための献血を申し出たからだった。三カ月後、元気になった少年は両親に連れられて、根岸を訪問してきた。根岸はその時、少年に、明らかに早期梅毒の皮膚症状と分るオデキを発見して愕然となった。血液検査では両親は陰性だった。根岸は、少年に輸血のため血液を提供した五人のうち、誰かが濁った血を持っていたのだと確信した。やがて、医師としての責任上、根岸の調査が始った。調査は困難を極め、根岸はひとり、ひとり容疑者から外していった。最後に残った本沢チエ子は、育ちの良い清楚な娘で、梅毒患者などとは考えられなかった。しかも、チエ子は婚約中の身だった。根岸は念のためと、チエ子と婚約者の了解を取り、血液検査を行なってみた。両親も婚約者も異状はなかった。意外にも濁った血の持主はチエ子だった。当然のように婚約は解消され、本沢家は絶望のどん底に落込んだ。根岸は、チエ子の生活環境から考えても感染経路が掴めず、苦悩する毎日がつづいた。ある日、チエ子は根岸に、同性愛の相手がいることを告白した。根岸はチエ子の相手である洋裁生の久美を調べ、彼女が陽性であることを知った。しかし、久美は異性との関係はないのだった。やがて根岸は、洋裁生の寄宿舎で、久美と同室の者の声がハスキーなことから、全員を調べてみた。なんと全員が陽性だった。根岸の追求によって感染経路が判明した。洋裁生の一人がアルサロ勤めで客と性交渉を持ち、梅毒をうつされ、共用の霧吹きを媒体として同室者に感染させていたのだった。根岸は、病原菌の浸透の強さと共に、現代の性風俗の複雑さに、改めて驚くばかりだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1968年
製作国 日本
配給 大映東京
上映時間 81
カテゴリ 人間ドラマ
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