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「人の善意を骨の髄まで吸い尽くす女」(2009)

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【DVD発売中】

60点60
前作『機械人間、11号。』が水戸短編映画祭準グランプリをはじめ、数々の映画祭で賞を受賞した新鋭・加藤行宏監督作。『SRサイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム』の主演女優・山田真歩が“人の善意を骨の髄まで吸い尽くす女“にして、売れない部舞台女優のヒロインに扮し、ネットドラマ作りに奮闘する彼女の悲喜劇を展開する。

あらすじ

小さな舞台小屋で一人芝居を演じる売れない女優、山田真歩(山田真歩)は、誰一人自分のことを褒めてくれないことに不満を感じていた。そんな時、友人の恋人が制作した映像作品が動画サイトで10万アクセスを記録していることを知り、自分が主演するネットドラマ制作を思いつく。芝居仲間の牧野(牧野琢也)を誘って田舎町の壊瀬を訪れた真歩は、偶然の重なりから地元住民の協力を得て、撮影を開始。だが、順調に進んでいく撮影とは反対に、真歩は人々から受けた恩をことごとく仇で返してゆく。やがて牧野は、彼女が周囲から“人の善意を骨の髄まで吸い尽くす女”と呼ばれていることを知る。さらに、撮影時の不注意から、夫の誠(石川誠)と離婚する羽目になる真歩。それでも何とか無事に撮影は完了。ところが、相変わらず無遠慮な真歩は、打ち上げの最中に最大の功労者である牧野に暴言を吐く。自分に対して礼の一言もない真歩の態度に怒り狂い、掴みかかる牧野。それでも怒りが収まらず、真歩の実家へ向かう。だがそこで彼が目にしたのは、娘に完全に善意を吸い尽くされ、心が干からびてしまった抜け殻のような母親の姿。真歩の底知れぬ力に恐れをなした牧野は、そのまま彼女の前から姿を消すのだった。やがて完成した真歩のネットドラマだったが、評判は今一つ。意気消沈した真歩は、一から映画の勉強をやり直して、再チャレンジを決意する。そして数年後。真歩は、ニートになってしまった元夫、誠の姿を追ったドキュメンタリー作品を完成。映画監督として壊瀬の映画祭に戻ってくる。この作品は見事に高評価を受け、初めて褒められた真歩は、延々と高笑いを続けるのだった……。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2009年
製作国 日本
配給 コペンハーゲンシアター
ヘッド館 テアトル新宿
上映時間 61
公開日 2011年4月9日(土)公開
カテゴリ コメディ
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