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「春日和」(1967)

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あらすじ

鎌倉から丸の内に通うBGの泰子は、母みつ子との二人暮しのせいか気の強い娘だった。泰子の恋人で町工場の青年社長丸井も母一人子一人の家庭で、二人はなかなか結婚できない状態のまま二年もたっていた。しびれをきらした丸井は、十年前にみつ子を捨てて大阪の芸者とよの許に走ってしまったという泰子の父忠造を、なんとか家へ連れて帰れば、泰子は安心して丸井家の嫁になれるはずだと考え、大阪へ行こうと決心した。一方、泰子も、みつ子がいまだに忠造を忘れかねている様子をみて丸井の考えに賛成し、みつ子には内証で、一緒に下阪することになった。大阪に着いた二人は忠造の家を訪ねたが、忠造は、ホステス相手の貸衣裳屋をやっているとよに養われていた。しかし、飄々とした忠造の人柄は近所の人たちに好かれ、とよとの仲も円満だった。忠造を連れ戻そうと大阪に来た丸井と泰子は、こうした二人の生活を知り、また、とよの歓待を受けて用件を切り出すのがためらわれた。忠造とすっかり親しくなった丸井はある夜、思い切ってみつ子の許に戻ってくれと頼んだが、忠造はみつ子と別れた原因は実はみつ子の不貞にあったのだと話し、戻ることは出来ないと丸井に告げた。丸井は泰子との二年間が、必ずしもうまくいかなかったことを思い、愛のむつかしさをしみじみ感じるのだった。一方泰子は、とよが肉親の愛情の強さを見て、忠造を泰子に返したいと言ったことに心をうたれ、かえってとよが忠造を深く愛していることを知った。二人は、忠造がこのままの方がいいのかも知れないと思い無理に連れ戻すのを諦めた。自分たちのために、とよと忠造を不幸にすることは出来なかったからだ。そして、丸井と泰子はそのまま、東京に向う新幹線に乗り込むのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1967年
製作国 日本
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