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「風速七十五米」(1963)

【DVD発売中】

40点40
当時の大映スターが勢揃いした大作にしてアクション、サスペンス、パニックなどの要素が渾然一体となった作品。東京のネオン建設を遠藤組と丸高組が入札競争し、丸高組が請け負った。遠藤組は田宮扮する小谷が指揮して建設を妨害する。さらに丸高組の社長まで抹殺したが、叶演じる社長の娘が建設を引き継ぐ。クライマックスは嵐の中での宇津井扮する田村と小谷の対決だ。

あらすじ

毎朝新聞の田村信一郎は東海地方の台風を取材し、「その猛威を痛感、東京の夜空を彩どって林立するネオン塔がきわめて危険な存在であることを各方面に説いて回っていた。そのころ、某社が計画中の東洋一の大ネオン塔工事の入札を、名古屋の遠藤組と東京の丸高組が競い、結局、工事は丸高組が請負うことになった。敗れた遠藤組はさかんに工事の妨害を行う。それを直接指揮しているのは遠藤の右腕木谷明で、田村記者の学校友達だ。完成の当夜、ネオンはダイナマイトを仕掛けられて爆発してしまう。一年保障をしていた丸高組長丸山は、全額負担で期日までに建造しなおさねばならぬ。昔気質の彼は私財をすべて抵当に入れ、工事を捻出したが、何者かに襲われ一命を失った。遠藤組になぐり込もうとはやる組員を制したのは、丸山の一人娘で田村や木谷と同級生の照子だ。彼女は父の遺志を完成するため、陣頭に立ってネオン工事に没頭する。一方、田村は工事妨害と丸山殺害の真相をつかみかけていた。完成期日にあと一日、史上最大の台風が東京に迫りつつあり、田村は照子の一身を案じ雨まじりの強風の中を現場へ急行する。最後の一日の、突貫工事のため作業員をかり集めた照子は、嵐をついて工事場へ急いでいた。そのころ、木谷は、田村殺害と工事妨害を遠藤に命じられ、同じく現場へ向っていた。風速七十五米下、ビルの屋上に対決する二人。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1963年
製作国 日本
配給 大映東京
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