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「霧ある情事」(1959)

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あらすじ

土建会社三島組の常務・室岡の妻はる子の告別式。室岡は会葬者に挨拶もできぬほど忙しい。息子の浩一が公務執行妨害で留置されたり、二号の園子が電話で別れ話を持ち出したりする始末なのだ。室岡は園子をまるめこみ、彼女を浩一の伯母に仕立てて浩一を貰い下げに行かせた。浩一は出るとたちまち姿を消した。園子は室岡の秘書・森野を尋ねた。森野は室岡からの手当を渡そうとして封筒を間違え、室岡にもう一人トミ子という女がいることを感づかれた。園子は怒って田舎へ帰った。父の吾平は入違いに上京していた。室岡を訪れ金をせびっていたのだ。園子が帰ると、まみ江が引越して来ていた。彼女は園子の留守を引受けていた学生だが、ずるずる住みこもうという魂胆だった。まみ江はやって来た森野に一目惚れしてしまった。浩一が来た。親父が寝こんでいるから見舞いに来いという。家の閾が高いので、園子を雷親父の防禦物にしようと考えたのだ。園子を室岡の寝室に追いやると、浩一はまみ江をくどいた。ある日、森野が園子の許を訪れた。まみ江しかいなかった。まみ江はビールを飲ましてくどいた。やっと森野は逃げ出すと、表で浩一とぶつかった。浩一は嫉妬にかられナイフを出した。二人は揉み合い、森野が立上ると彼の手にナイフがあった。浩一はうめき声を立てた。追いつめられた森野と、室岡や吾平から逃れたいと思う園子は、相携えて森野の田舎である上州の山の中へ逃げた。吾平が追いかけて来た。園子は吾平を近くの湖へ連れ出し、吾平を湖の中へ突き落した。園子が森野と抱き合っていると、死んだと思った吾平が警官隊を連れて現れた。二人は心中しようとしていた。未遂で終った。園子は森野とも室岡とも別れて生きていこうと思った。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1959年
製作国 日本
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