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「その前夜」(1939)

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山中貞雄を中心として結成された若い映画作家・脚本家のグループの一員として、彼の作品にも協力していた萩原遼の「清水次郎長」に続く監督作である。原作は山中貞雄、脚色の梶原金八は同グループの共同ペンネーム。京都の今はさびれた宿・大原屋を舞台に、その唯一の長居客・瀧川と店の姉娘・お咲の恋を描く。やがて大原屋は洗濯屋として更生することになるが……。

あらすじ

大晦日の晩がめぐって来た。マージョリー・ウェーアは死物狂であった。働くにも職がなかった。懐には金が無かった。病気の弟は来遅れたサンタ・クロースの来訪を未だに待っている。そして下宿のお上さんは口汚く滞った宿賃の催促をするのであった。マージョリーは当もなく職を探しに街に出た。彼女は若い金持のエドワード・ウォーレンが落とした財布を拾って彼に渡した。ウォーレンはマージョリーに金の必要なのを見てお礼にと無理に100ドルの切手を彼女にやった上で去って行った。喜んでマージョリーは宿へ帰る途中でその切手が何者かに盗まれていた。万策尽きた彼女は友達パールの言に従って賭博打のラリー・ハーモンに借金を申出、その部屋を訪れた。一方、ウォーレンは気晴らしにとハーモンの賭博場に顔を出した。すると彼が驚いたことには、スティーヴという男が彼がマージョリーに与えた切手を持っているのである。その内に、スティーヴはハーモンと争論を始めて、ハーモンの手下によって通りへ放り出される。ハーモンはマージョリーに金を貸す報酬として醜い要求をした。マージョリーはそれを拒み2人が争っている内に、怨みをかえしに入り込んで来たスティーヴはハーモンを射殺して、窓から脱れる。ウォーレンはマージョリーを連れて抜道から逃げようとしたが、ハーモンの手下から親分の仇として捕らえられた。しかし窓から落ちて死んだスティーヴがハーモンを殺したのだと知れて、ウォーレンとマージョリーは自由の身となった。ウォーレンは、マージョリーの悩みを知って、彼女の弟と、あわせて彼女へと幸福をもたらすのである。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1939年
製作国 日本
上映時間 87
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