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「続々大番 怒涛篇」(1957)

67点67
第2作が製作されてから1年たたないうちに作られた。前2作と同じスタッフが集まっている。昭和13年、借金だらけの丑之助は百姓になろうと故郷へ帰るが、ヤミ商売に手を出す。しかし、運命は再び彼を株の世界に引き戻す。豪華な配役陣も前作から引き続いて出演、映画はヒットし続けた。

あらすじ

昭和十三年初秋、六十五万円の借金を背負った上、後援者木谷さんを失った丑之助は、おまきさんとも別れ、百姓になろうと故郷に帰った。村では丑之助の意中の人可奈子が夫と共に里帰り、その手前もあって百姓仕事は断念した。日中戦争は次第に本格化し、村ではイリコが統制品になって自由に売れぬ反面、軍手や地下足袋に不足している。丑之助はこれに目をつけ、漁業組合の勝やん、機関士多平をさそい、イリコを船で大阪に送り、帰りに軍手や地下足袋を仕入れようと計画した。船を提供したのは森家の主人、第一回の便は希望にもえて大阪に出発、商売も上々の首尾で、昭和十六年には茨木、稲田等の大口を相手にそうとうな利益をあげるようになった。その頃おまきさんから電報が来て、大阪で会おうという。だが同じ夜、板前の男と東京から逃げた昔の梅香、今は竹千代に会い、昔を想い出して一夜を明かしてしまった。たまたま相手の茨木が警察に上げられ、商売も暗礁に乗り上げるという事件がおこった。丑之助の下宿に陣どったおまきさんは、彼がヤミ商売をやっていることを嘆き、再び株屋に帰ってくれという。昭和十六年十二月八日を機会に、丑之助もチャンス到来と腰をあげた。預金帳にのこるのは二万八千六百三十二円七十銭、北浜に行って東新を売りまくった。だが勝利のニュースと共に、東新はあがる一方、売りに出た丑之助は完全に窮地に追い込まれた。東京に帰ったおまきさんが家を去り、有金をもって応援にかけつけたが、その時、失意の丑之助は、再び故郷に帰ろうと船に乗っていた。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1957年
製作国 日本
上映時間 109
カテゴリ 人間ドラマ
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