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「蘇りの血」(2009)

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【DVD発売中】

54点54
『空中庭園』から4年ぶりとなる豊田利晃監督の復活作。共に音楽活動をしているドラマー、中村達也の強靭な肉体をフィーチャーし、新世紀のサイレントムービーともいうべき、神々しい肌触りの映画に仕上げた。神話性の高い物語が、青森県の下北でロケーションされた大自然の中で展開していくが、終盤ではきわめてポップな活劇でも驚かせる。

あらすじ

人間が全世界を支配する以前の時代。天才按摩・オグリ(中村達也)は、闇の世界を司る大王(渋川清彦)が君臨する砦に招かれる。“あの世行き”を恐れる大王が患う業病を癒すために、この腕利きの男は必要不可欠だったのだ。オグリを気に入った大王は、彼をそばに置こうとするが、オグリは大王の言葉に従おうとしない。さらに、オグリは大王に捉えられていた姫・テルテ(草刈麻有)を砦から脱出させようと促す。健康な身体を持ち、忠誠を誓わないオグリに異常なまでに嫉妬し、腹を立てた大王は彼を“あの世”へ葬ってしまう。だが、門番(板尾創路)の計らいで、オグリは生死の境から、身体の自由を奪われた「餓鬼阿弥」の姿で再び現世に戻ることになる。その姿を見かけた和尚(マメ山田)は、全身が硬直したオグリをイザリ車に乗せ、縄を引くがすぐに力尽きてしまった。一方、大王の隙をついて砦から脱出したテルテは、森の中でオグリと運命的な再会を果たし、シュマ(新井浩文)という男から、零落したものが生命力を取り戻し再びこの世に蘇ることができるといわれる伝説の「蘇生の湯」の存在を知る。オグリに想いを寄せるテルテは彼を人間の姿へと蘇らせるために、一心不乱に地の果てにあるという「蘇生の湯」を目指してイザリ車を引く。しかし、その背後には、逃げ出したテルテを血眼になって探し続ける大王の魔の手が迫っていた。果たしてテルテの無償の愛は、オグリに再び生きる命を与えることができるのか……。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2009年
製作国 日本
配給 ファントム・フィルム
ヘッド館 ユーロスペース
上映時間 83
公開日 2009年12月19日(土)公開
映倫 PG12
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