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「栄光への挑戦」(1966)

50点50
裕次郎が、元ボクサーを演じたアクション。ボクシングで稼いだ資本をもとに遊興娯楽の事業に乗り出した宗吾郎。彼は、事業発展を邪魔する暴力団・野沢会に片腕・長田を殺され、営業停止に追い込まれる。すっかり意気消沈する吾郎だったが、恋人・紀子に励まされ、彼は野沢会に復讐を遂げる。

あらすじ

宗吾郎は今や「ムネ」興業の社長として隆盛の絶頂にあった。彼はその昔、金も身寄りも学問もない境遇からボクシング界に入り、ただ金のために血みどろの闘いを演じた。そしてその時稼いだ金を資本に吾郎は、仲間の長田と共に現在の「ムネ」興業の基礎を築いたのであった。しかし破竹の勢いに乗る吾郎は、政界の黒幕八田をバックにして、彼を何とか陥れようとする暴力団野沢会の会長野沢の挑戦を受けた。同業者の親睦団体加入への勧誘をけって、俺の物は俺で守ると宣言したのだった。それ以来「ムネ」興業は、連日のように野沢らの嫌がらせを受けるはめとなり、被害はふえるばかりであったが、何故か長田が預かる新宿支店だけは、難をまぬがれていた。野沢会は警察の手入れを受けながらも、着々と「ムネ」倒産の計画を練っていた。そして不気味な男伊吹が関西からやって来た。吾郎は「ムネ」アイス・パレス新装開場祝賀パーティーの席で突然長田の死を知らされた。そして更に長田が売春クラブを組織していた事実に直面愕然とするのだった。遊興娯楽の事業にとって売春行為の存在は破滅に等しかったからだ。吾郎は自殺に見えたこの事件の真相追求に乗り出した。しかし彼は野沢や伊吹の術中に陥るばかりで、ついに営業停止を食ってしまった。憔悴した吾郎を何時も慰め励ましたのは、事業を始めた時から一緒の、真山紀子であった。吾郎は今になって初めて彼女を愛していることを知った。勇気を得た吾郎は先ず信用回復を図って、「ムネ」興業を無料で一般に開放した。そんな時紀子が伊吹に誘拐された。吾郎、伊吹が対決する時がきた。吾郎は勝った。真白な氷上の靄たちこめる中に吾郎と紀子の抱きあう姿があった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1966年
製作国 日本
配給 日活=石原プロ
上映時間 101
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