閉じるボタン

「かも」(1965)

0点--

あらすじ

瞳れの東京に出て来た家出娘河本静江は、街のグレン隊村田浩にしこまれて、バー“慕情”のホステスとなった。懸命に働いて浩と夫婦になりたい。静江はそれだけを考えていた。だが浩は、組から預った店を流行らせて、あがりをよくして、いつか自分も大幹部の金バッジを胸にしたいという野心があった。雇れマダムのトミ子と関係するのも、静江に身体を売らすのも浩にとっては手段に他ならなかった。浩の口車にのって、爛れた生活を送る久保秋子から、自分が出世の道具に使われていると聞いた静江は怒り狂った。そして、トミ子と寝ている浩を見た静江は、浩から逃げようと、“慕情”を出た。だが連れ戻されて、残忍なリンチを受け、また浩のために働くことになった。同じ頃秋子は、浩の兄貴分峰に十万円で売り渡され酷使されて、狂人となっていた。二度と逃すまいとする浩の愛撫に身をゆだねながら、静江は以前の自分ではないのに気づいていた。金だけが頼りになる、静江の心は叫んでいた。秋子の代りに、峰の許に移った静江は必死に動いた。金蔓を取られた浩は、トミ子に客を取らした。だが、通りすがりの客にトミ子は絞殺されてしまった。組長の命令で“慕情”は峰の手に渡った。功績を認められた浩は、金バッチを輝やかせながら、一匹狼で街を歩いた。そして“慕情”のマダムになった静江は、十七歳の小娘に、自分が教わった通りの客扱いを教えるのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1965年
製作国 日本
上映時間 81
チケット 前売りチケットを購入する