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「病院で死ぬということ」(1993)

49点49
ガンの告知を受けた死期の迫る入院患者とその家族の触れ合い、そしてターミナルケア(末期医療)に取り組む医師や看護婦の姿を、ドキュメンタリー・タッチで綴った異色ドラマ。据え置きのカメラでじっくりと写し出された穏やかな映像で、死生観を安易なセンチメンタリズムに溺れることなく捉えていく。

あらすじ

ターミナルケアに取り組む山岡医師の抱える四人のガン患者とその家族が登場する……。川村健二老人(26歳)の病室に妻の秀子が入院してきた。だが川村は大腸ガンであったのに対し、秀子はこの病院では手掛けていない肺ガンであり、彼女はやがて他の病院に移っていく。息子たちは父の願いを聞き、ある日彼を妻のいる病院へ連れていく。たった三〇分の再会であったが、それは家族にとって忘れられないものとなった。野村(42)は自分の病名を知らず入院し、手術によりガンを取り出すことも出来ないまま、いったん元気に退院した……。池田春代(60)は最初見舞いに来る慎二や和子ら子供たちと明るく語り合っていたが、二度の手術を経て、入院生活が長くなるにつれわめきだすようになる。そんな彼女に山岡は真実を告知する。春代は自宅に帰りたいと言い出すが、その遺志を山岡は尊重した……。身寄りのない行き倒れで入院してきた藤井はかなり進行した食堂ガンだった。彼の遺体は市のケースワーカーが引き取っていった……。やがて野口が再入院してくる。野口も妻の容子ら周囲に当たり散らすようになる。だが山岡に望んで真実を告知された彼は、徐々に冷静になりいったん自宅に戻った。そして子供たちにも全てを話し、充実した時を過ごす。自分が近いうちに死ぬのはもう少しも怖くない、ただ子供こちのために、一日でも長く生き延びたいと山岡に語り、手術を依頼する……。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1993年
製作国 日本
配給 オプトコミュニケーション=スペースムー=テレビ東京=中高年雇用福祉事業団
上映時間 100
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