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「女房族は訴える」(1956)

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あらすじ

捕鯨会社の部長吉川弥太郎の家庭は、妻の京子、長男達男、二女ユカリの四人暮しで、長女の笛子はすでに嫁ぎ、笛子の夫の小宮君もまたサラリーマンであった。ある日、弥太郎は会社の酒井常務にバーの女道代との縁切の話をつけてくれと頼まれた。酒井は道代との浮気を細君のたか子に感づかれそうになり、大いに慌てていたのである。バーに出かけた弥太郎は道代に会い、手切金五十万円を出して別れ話を持ち出した。道代は弥太郎に好意を抱き、彼と一緒に旅行することを条件として別れることを承知した。そのことを受取りに書き込むというので弥太郎はすっかり弱ってしまった。その頃、京子夫人は宝くじに当り十万円を手に入れたが、折しも弥太郎の旧部下が借金を申し出るに及んで弥太郎は半金を投げ出してしまう始末、一家は弥太郎に対して不平満々であった。ある日、ユカリと達男は弥太郎が道代と連れだって歩いているのを見て京子夫人に知らせた。憤慨した京子夫人は娘の笛子と相談、小宮君に弥太郎の動静を探らせることにした。弥太郎に会った小宮君は真相を知り弥太郎の気の弱さを攻撃した。意を決した弥太郎は道代に最後的談判をするつもりでバーに出かけた。弥太郎をからかっていたつもりの道代は弥太郎の態度に吹出しながら受取りを書いた。その夜、小宮君と弥太郎は痛飲した。家では酔って帰宅した二人に一同呆れ顔であった。ユカリは「不潔なパパ」といって玄関の戸をしめて中に入らせない。飲み直しに出かけようとする二人に達男がかけつけた。二人の話をきいた夫人達も誤解をといた。「僕みたいな亭主で後悔しないかい」とやさしく手を握る弥太郎に京子夫人は「私だって同じ気持ですわ」と涙ぐんだ。二階では達男とユカリ、「パパはやっぱり良いパパね」というユカリに「お前がそそっかしいんだよ」と達男はいった。吉川家の夜は暖かく静かに更けてゆく。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1956年
製作国 日本
上映時間 87
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