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「君も出世ができる」(1964)

75点75
同じ会社に勤めるハッスル型のフランキー堺とノンビリ型の高島忠夫の出世競争を描くミュージカル・コメディ。ハッスル型とノンビリ型、果たしてどちらに軍配が? 日本版「努力しないで出世する方法」といえる。

あらすじ

今日も朝から牛乳一本でハッスルしているのは、出世のためならどんなことでもするガッチリ型の山川だが、同じ独身寮にいる中井は、そんなことより朝寝坊をした方が性に合うのんびり型のサラリーマンだ。この二人の勤める千代田観光は、ライバル会社極東観光を押えて、オリンピックムードに便乗しようと必死だ。山川と中井は、外国人旅客課の代表選手というわけだ。社長が、世界最大の観光会社と提携のため、外遊するという話を聞いた山川は、自己のPRの絶好の機会と、万才屋なる奇ばつなアイディアを出した。景気の良い歌と踊りの見送りに、大喜こびの社長は、宣伝効果満点と羽田を発った。一方中井は、“若い頃、世話になった恩人の令嬢へ”と社長から頼まれて、紅子のアパートへ訪ねたが、彼女が社長の愛人と知って驚いた。そんな頃山川は、サラリーマンが出世するには三つの方法がある。第一条は社長の娘と結婚すること、第二条労働組合の幹部になること、第三条社長の弱味を握れ、と中井を尻目に、出世戦術に忙しい。そんな時、社長と一緒に、娘の陽子が帰って来た。アメリカ流の合理主義を説く美しい陽子の出現に、早速山川は、お茶漬屋の田舎娘の良子はそっちのけで、陽子の御気嫌とりに夢中だった。しかし陽子の目にとまったのは、純情でロマンチストの中井であった。ビジネス中心主義の陽子の心に、いつか恋がめばえていった。極東観光との競り合いも、泥試合になりそうな千代田観光では、あいかわらず山川がハッスルしているが、いまや、陽子と結婚ムードの強い中井の方が、サラリーマン出世作戦のレールの上にのりそうな気配だ。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1964年
製作国 日本
配給 東宝
上映時間 100
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