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「雪の渡り鳥」(1957)

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ヤクザの世界から足を洗い、船大工として地道に暮らしていた銀平だったが、悪業の限りをつくす丑松に再び刀を抜いた。雪の降りすさむなか、すさまじい斬り合いが始まる。様式美にのっとった大殺陣シーンが見もの。長谷川一夫お気に入りの作品。

あらすじ

秋祭の宵宮で賑わう下田港に隣の網元帆立の丑松一家が乗りこんできた。下田の漁場を手に入れようと、やくざの足を洗って今は堅気の網元大鍋の島太郎に無理難題を吹きかけた。島太郎は相手にしないが、かつての身内、駄菓子屋の五兵衛はこの掛合いを買って出た。その時、鯉名の銀平が兄弟分卯之吉と共に、船大工の出稼ぎの旅から帰ってきた。彼ら二人はかつての大鍋一家で鳴らした男たちだった。二人とも五兵衛の娘お市に想いをかけている。銀平は五兵衛に無断で帆立へ談判に出向いた。五兵衛は生きて返らぬ覚悟をし、お市と卯之吉と夫婦約束させた。お市の心も確めずに−−。銀平はおだやかに話がつかぬと見て一人でこの喧嘩を買うつもりになり、その前お市に会い彼女の本心を確めようとした。銀平のせきこんだ質問にお市は返事をためらった。誤解した銀平はそのまま駈け去り、帆立一家へ乗りこんだ。助人にきた卯之吉から夫婦約束の話をきいた銀平は絶望した。凄絶な乱闘の末、丑松一家を追っ払った彼は、そのまま下田から消え去った。それから三年。旅を続けていた銀平はお市と瓜二つの夜鷹の女おきくに逢い望郷の念に駆られた。下田では島太郎は病死し、五兵衛は病に倒れ、丑松が良民たちをいためつけていた。卯之吉は酒屋をやっていたが、丑松から立退きを迫られた。夫の不甲斐なさにお市は口惜しがる。突然、現れた銀平にお市は三年前の怨みごとを言った。お市は最初から銀平一人を愛していた。今は、それもかなわぬ。卯之吉は嫉妬に逆上し、丑松に銀平の到着を密告した。彼の不在を怪しむお市の代りに銀平は帆立一家へ向った。彼らは矢庭に切りかかった。雪の中を乱闘が始る。逃げかける丑松に追いすがった銀平は苦戦した。助けられた卯之吉が銛で丑松にぶつかって行った。彼は本心に帰ったのだ。銀平は彼の身代りに雪の中を捕方に引かれて行った。泣いてとりすがるお市、卯之吉、五兵衛を残して−−。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1957年
製作国 日本
配給 大映・東光徳間=大映京都
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