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「乙女心の十三夜」(1956)

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あらすじ

東北の温泉町、飯坂温泉相模屋の一人息子敏夫は、東京の美術学校を卒業、暫くぶりに帰郷したが、駅には思いもかけぬ幼馴染の美代が迎えに来ていた。美代は相模屋で番頭をしていた父の久蔵が病気で辞めてから、代りに女中奉公に来ていた。家に落着いた敏夫は母親おしのに「卒業したのだから約束通り若旦那になってくれ」と言われた。まだ勉強を続けたいと思う敏夫に、その気はなく、まして、おしのが望む資産家の令嬢圭子との結婚などする気にはなれなかった。そして母の無理強いから逃れ、一人、山で絵を描く敏夫の心には、見違えるように大きくなった美代への思慕がつのるばかりであった。美代にモデルになって貰ってから二人は急速に結ばれやがて人目を忍んで結婚を誓い合うようになった。しかし意地の悪い女中達の噂から、二人の仲はおしのに知れ、「今後敏夫に逢わないでくれ」とおしのに言われた美代は逃げるように夜更けの街に消えて行った。美代の姿が見えなくなったのを不審に思った敏夫は、“女中風情で”と世間体を気にする母が暇を出したと知って美代の家に駈けつけたが、久蔵から、美代は板前の信吉と結婚することになり、既に仙台へ発ったと聞かされた。だが信吉から、これが総て久蔵の芝居であり、美代の気持は変っていないと教えられた敏夫は飯坂を後に走るバスに乗っている久蔵と美代を追いかけて行った。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1956年
製作国 日本
上映時間 67
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監督

キャスト