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「日本一のホラ吹き男」(1964)

【DVD発売中】

65点65
シリーズ中最高傑作との声もある痛快爆笑の一編。東京オリンピックの三段跳びのホープとして注目を集める初等は、アキレス腱を切って入院。入院中に祖先の伝記を手に入れ“大ボラを吹けど必ず成功し……“という一節に勇気づけられ、日本一の大会社に入社を決意する。入社試験には失敗するが、社長にゴマをすり正社員の座につき、超ハードワークであっという間に課長に出世してしまうのだった……。クレージー・キャッツ最盛期にあたる作品で、超過密スケジュールのあい間をぬって撮影され、植木等など本当に入院しているのに強引に引っぱり出されたという。

あらすじ

東京オリンピックを目指して、日本期待の三段跳びのホープ初等は、今日も猛トレーニングに励んでいた。がアキレス腱切断の重傷を負い入院中、祖先の伝記を手に入れた。“大ボラ吹けど、必ず実現して、浪人から一万石の大名に三段出世……”という伝記に勇気づけられた、初等は日本一の大会社「増益電機」に入社を決心した。入試試験で大ボラを吹いて、更にミス増益電機の可那子にチョッカイを出すずうずうしさだ。就職試験には失敗したが、増田社長にあの手この手でご機嫌伺いすると正社員に坐った。営業部に配置された初等は、「こんな仕事は一月で卒業して係長に昇進」と大ラッパを吹くと、睡眠時間三時間で大奮闘、予言通り、係長にスピード出世。強心臓を買われて、宣伝課づけとなった初等は、「三カ月で課長になって見せると」宣言すると、研究所技師の井川の冷暖電球うりこみに、自からテレビのコマーシャルを買って出る次第。片想いの可那子にも“初等を信じなさい”と強引にプロポーズ。増益電機では、彼の大ボラに大混乱となったが、信用第一と冷暖電球の量産にふみきった。がこれが大当りで、初等は一躍秘書課長に抜擢された。可那子もすっかり、彼の見事さにのまれて“結婚してよ”といい出す始末。だが初等は“あと二カ月で部長になるから”とまたも吹聴。ナイロニア国から発電機を買うという話を聞くと、商売仇の丸々電機西条社長のメカケをだまし、売り込みに成功、見事部長に昇進した。そして可那子と高砂屋とついに目的を達成したが、こればかりは予想に反して尻に敷かれて大ボヤキの毎日だ。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1964年
製作国 日本
配給 東宝
上映時間 93
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