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「若き日の信長」(1959)

【DVD発売中】

80点80
時は、戦国。若き信長は、尾張八ヵ郷を治め、清州城で駿遠三ヵ国の領主・今川義元と対していた。歴代織田家に仕えていた山口左馬之助は、今川方の優勢に屈し、今川のスパイとなったが、遠謀深慮の武将・信長はすべてを見抜いていた……。大佛次郎の歌舞伎劇を、多作・絶頂期の森一生監督が折り目正しく映画化している。

あらすじ

戦国時代。若き織田信長は、尾張八カ郷を収め、清洲城により、駿遠三カ国の領主、今川義元と対していた。日高城主、山口左馬之助は歴代織田家に仕えていたが、今川方の優勢に屈し、内応の約束をした。娘の弥生を人質として清洲城に送ったのは、これを隠すためである。彼女を林美作守と平手五郎右衛門が出迎えた。美作守は名古屋の老臣林佐渡守の伜であり、五郎右衛門は信長の守役平手中務の長子である。信長は奇行で知られていたが、実は遠謀深慮の武将であった。林佐渡守が信長の弟信行を擁して、今川勢に降り、尾張の安全を計ろうとしていることも見抜いていたし、山口左馬之助の内通も承知していた。さらに、今度、弥生の世話係にされた腰元、小萩が織田に亡された一族の遺児であり、左渡守と通じて信長を仇とねらっていることも。諸国に、間者たちを放ったのだ。この権謀術策には足軽頭の木下藤吉郎が一役買っていた。−−信長は信行をむりやり馬に乗せ、ケガをさせた。弟の体の弱さを憂えてのことであったが、いつもの乱暴とされた。先殿の三回忌法要に、信長は姿を見せなかった。−−美作守は弥生に恋を打ち明けたが、彼女は信長を慕っていた。小萩は平手中務の三男、甚三郎をあやつり、信長を刺させようとする。−−平手中務が自害した。信長の行動をいさめるためである。信長は遺書をつかんで男泣きに泣いた。今川の大軍が越境してきた。城門を開いた山口左馬之助は今川勢の手で斬殺された。そうなるように信長が手をうったのだ。前線の城は次々とおちた。甚三郎は盃をくむ信長のスキを狙ったが、果せなかった。中務の次男、監物はこれを知ると、小萩を斬ろうとする。そのとき、美作守などが救いに現れるが、五郎右衛門の槍に刺され、−−裏切者は彼ら三兄弟に成敗されたのである。信長は弥生からその慕情を告げられた。彼は彼女のうつ鼓に合せて謡をうたい出陣の舞を一さし舞った。豪雨の中を、数十騎を連れ、桶狭間をめざして馬を駆った。今川勢は敗走し、信長は義元の首級をかかげた。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1959年
製作国 日本
配給 大映京都
上映時間 97
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