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「裏町のお転婆娘」(1956)

90点90
東京に家出してきた娘・エミーが、ひょんなことから興行界の大御所・大山の孫娘と勘違いされ、ジャズ・ショーのスターとして売り出されるハメに……。裕次郎もので有名な井上梅次によるミュージカル・コメディ。「オーケストラの少女」の日本版ともいえる作品。

あらすじ

興行師北川と芸能プロデューサー町田は、興行界の大御所大山の孫娘恵美子が家出していると知って、一儲けしようとたくらんだ。そのころ、銀座裏のあるレストランでカレーライス三杯平げた娘が、足りない勘定の代りにスコキアンを歌い、流しの浩介、寛たちと知り合った。名前はエミイ、東京見たさにお祖父さんに内証で家出してきたという。エミイが去ったあとへ北川たちが現れ、エミイの話を聞くとてっきり大山の孫娘にちがいないと大騒ぎ。というのも今度のジャズ・ショウに大山の孫娘を入れてヒットさせたいと思うからだ。当のエミイは、花売り娘ルリ子に逢い、ルリ子のいる孤児院「光の家」へ行って、得意の歌で孤児たちの人気者になった。この「光の家」を経営しているのは若原静江という未亡人と、その一人娘ユリ子である。「光の家」が経営難で借金に苦しんでいるのを見兼ねた童謡詩人佐川先生は、浩介、寛、エミイたちでジャズバンドをつくり、「光の家」を救おうと思い立った。エミイを恵美子と思い込んでいる北川たちも大乗気だ。大興行師大山が後立てという触れ込みが利いて準備は順調に進んだが、それを耳にした大山は激怒して、全然無関係だと声明した。慌てた北川がエミイの写真を見せに行ったところ、恵美子とは別人だった。そのとき「おじいさま、お願い」と飛び出したユリ子を見て、大山は声をあげて喜んだ。ユリ子こそ大山の孫娘であり、母の静江は戦死した大山の息子の妻だったのである。一度は拒絶した大山も、皆の熱意に打たれてショウを引き受けることになった。エミイの熱演、有名スターの特別出演でショウは大成功。楽屋では大山がこれまでの冷い仕打ちを、静江に詑びていた。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1956年
製作国 日本
配給 日活
上映時間 92
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