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「ジャンヌ 薔薇の十字架」(1994)

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激動の15世紀を闘い抜いた聖女ジャンヌ・ダルクの知られざる側面に焦点をあてた壮大な叙情詩。「ジャンヌ 愛と自由の天使」に続く本作では、オルレアン勝利のあと、シャルルを正式にフランス国王とするランスでの戴冠式を実現し、パリ進軍を続けるジャンヌの晴れ舞台と、イギリス軍の捕虜となり、宗教裁判にかけられ処刑される彼女の最期までを描いている。リヴェット作品でおなじみのW・リュプチャンスキーが神秘的な中世絵巻を見事な映像で再現している。オリジナル完全版は2作で計5時間38分。「ジャンヌ・ダルク」として公開されたこちらのバージョンでは、ジャンヌの関係者の証言がドキュメンタリー風に要所要所に挿入され、さらにわかりやすく味わい深い構成となっている。

あらすじ

ジャンヌ(サンドリーヌ・ボネール)の勝利により、シャルル(アンドレ・マルコン)は大司教ルニョー・ド・シャルトル(マルセル・ボゾネ)から王冠を戴き、王座に着いた。ジャンヌは引き続き戦地へ赴き王国の中心地パリを奪い返そうとするが、オルレアンでの戦いの時とは違い、もはや彼女に神のお告げは下らなくなっていた。やがてすべての部隊は撤退せよという王の命令が伝えられる。王族でありながらイギリス側に着いていたブルゴーニュ公フィリップ善良公(フィリップ・モリエ・ジェヌー)との休戦協定が結ばれたのだ。ジャンヌは休息を命じられたが、故国を救おうという使命感ばかりが募り再び戦場へ。そしてブルゴーニュ軍の兵士に捕まってしまう。ブルゴーニュ公の前で神と王国への絶対的信頼を大胆にも語ったジャンヌは公の激怒を買う。公の忠臣ジャン・ド・リュクサンブール(ヤン・コレット)の城へ移されたジャンヌ。彼女の捕われの生活をやわらげようと、リュクサンブールの妻ジャンヌ・ド・ベテューヌ(エディット・スコブ)、娘ジャンヌ・ド・バール(エレーヌ・ド・フジュロール)、そして伯母ジャンヌ・ド・リュクサンブール(モニーク・メリナン)の3人の“ジャンヌ”が、手厚く面倒をみてくれた。イギリスはジャンヌの身柄譲渡に高額を提示する。シャルルが身代金を集めてくれると希望を抱いていたジャンヌであったが願いはかなわず、彼女はイギリスに引き渡されてしまう。司教コーション(アラン・オリヴィエ)は、これまでのジャンヌの功績を無きものにし、彼女によって王座に就くことが出来たシャルルの権威を失墜させるためジャンヌを不当な裁判にかける。そして男装を禁じた上、永久入牢の刑を申し渡した。女の服を着たジャンヌは、看守を買収して忍び込んだ貴族に暴行されかけたため、再びもとの軍服に身を包み「牢獄で死ぬより、いっそ死刑を選びます」とコーションに告げる。その答を待っていたコーションはジャンヌに死刑の宣告を下す。コーションの企みを見抜いたジャンヌは「あなたを神の前で告発します!」と言い放った。火刑台へ連行され炎と煙に包まれるジャンヌ。苦しみのなか、彼女はイエスの名を叫び続けた……。 【キネマ旬報データベースより】
原題 JEANNE LA PUCELLE II:LES PRISONS
製作年 1994年
製作国
上映時間 122
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