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「あふれる熱い涙」(1991)

【DVD発売中】

80点80
日比混血の私生児としてフィリピンに生まれ、母親の命ずるままに日本の農家に嫁いだ一女性の姿を描き、現代の愛の在り方を問う意欲作。フィリピン人花嫁を演じる新人ルビー・モレノの初々しい魅力と、鋭い問題意識が話題になった。製作・監督・脚本の3役をこなす田代廣孝の第1回作品。

あらすじ

日比混血のフェイは、父の国日本に行けば幸せになれると信じ、嫁不足に悩む岩手の農村に嫁ぐ。しかし1年後、無口な夫・横山との働くだけの生活に疲れて家出したフェイは、フィリピンへ帰る旅費を得るため、東京・新大久保の中華料理店で働く。そこで彼女は隣人のカップル、国分と麻美に出会う。国分には、かつて自分の娘を精神異常者に惨殺され、そのショックで妻をも失ってしまったという過去があった。2人はフェイを父親に会わせるために手をつくすが、20年間1度も会ったことのない娘を商社員の父・吉田は認めようとしなかった。日本での夢を打ち砕かれてしまうフェイ。一方、そのころ横山はフェイの居所を知るが、半分あきらめ気味の彼はただ無口に働くだけだった。そんなある日、国分と麻美の禁断の愛を知ってしまうフェイ。国分の娘を殺したのは麻美の弟だったのだ。やがて国分の存在を煙たがる吉田の陰謀によって、2人の関係がマスコミに暴かれてしまう。国分と麻美は行方不明になり、フェイもそのままフィリピンへ帰ってしまう。数日後、ようやくフェイを連れ戻すべく横山がフィリピンにやって来た。その時、こらえていた何かが消え去ったように、フェイの瞳には熱い涙があふれ出るのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1991年
製作国 日本
配給 シネバレエ
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