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「夫婦百景」(1958)

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あらすじ

午前八時頃。亭主族が女房族に送られてあたふたと御出勤の図である。だが大川家では女房みはるが勤めに飛び出し、亭主の蒼馬がエプロン姿でお見送りという珍風景。そこへ倉田達夫・ノリ子の学生夫婦が押しかけ転居で、大川家の一室を占拠してしまった。みはるはパリパリの婦人記者。その職場へ、亭主と喧嘩し、家出した従妹の松江が訪ねて来た。二十も年下の店員河内明にウツツをぬかし、振りきって飛び出したらあとを追って来たという始末。松江を同居させることにしてみはるが帰宅すると、すでに室は倉田夫婦に占領され、どんちゃん騒ぎの最中。みはるは怒って大磯の姉夫婦の所へ出奔。松江も明の許へ行った。姉夫婦の並木啓造・てい子御両人は至って穏かな、いわば中間夫婦。隣家の歯科医岡崎克巳・富美江夫婦は典型的な恋愛夫婦で、みはるはこの二人から夫婦中心主義論をブタれ、うんざり。そこへ偶然、同僚の入江が現れ、地獄に仏とばかり彼と二人で月夜の砂浜へ−−。片や大川家では倉田夫婦が蒼馬を督励してダンスの稽古。だが大川家の内情を察した倉田夫婦は引越を決意。費用捻出のため、キャバレーのボーイになった達夫は、みはるが見知らぬ男と踊っているのを目撃、早速蒼馬に注進するが彼は泰然自若。のみならず彼氏近ごろ頻々として外出する。倉田夫婦が尾行すると、果然、蒼馬と松江が料亭南香園へ入って行くではないか。倉田夫婦からこれを聞いたはるみは、今までタカをくくっていたのにさすがに動揺の態。そこをすかさず入江が求婚するという一幕もあり、てんやわんやだ。倉田夫婦はアルバイト仲間の樽井詮造の世話で新しい下宿をみつけた。この樽井・みね子夫婦というのは御両人十八歳の若い夫婦。その上、倉田夫婦の入る前にはこの室で松江と明が親子みたいな夫婦ぐらしをしていたというから、縁は異なもの。松江は再びみはるに会い、怒る彼女に、実は、蒼馬が女房に世話になるのは心苦しいと南香園の帳場に勤めたこと、自分もそこの女中をしていることを説明、みはるの誤解をといた。翌晩、みはるは寛容な蒼馬に迎えられて大川家に帰ってきた。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1958年
製作国 日本
配給 日活
上映時間 99
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