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「一心太助 男一匹道中記」(1963)

70点70
“男一匹道中記“とあるが、実は太助と恋女房お仲の新婚一周年・二人旅を描くてん末記。旅先で鯛の出荷を牛耳り、大もうけをたくらむヤクザと豪商の陰謀を知った太助が、持ち前の機転と行動力で立ち向かう。錦之助の魅力を最大限に生かした、沢島忠の代表的シリーズの最終作。

あらすじ

最近の魚河岸は活気がない。鯛の入荷が少くなり一尾が一両にも値上り、太助もすっかりくさってしまった。そこで考えたのが、女房お仲と新婚一周年を記念して旅にでることたった。途中、太助夫婦は奇妙な強盗に逢った。腹がへって動けない強盗で、名前を浜木綿の源太と名乗った。程ケ谷の宿についた太助は驚いた。膳に見事な鯛がでたからだ。行商の娘が安く売り歩いていると聞いて、太助はその娘達を追いかけた。その娘達は、浜熊の子分達に取り囲まれていた。太助は娘達を助けてやった。娘達は青浜村の漁師の娘お静達だった。お静達と青浜に来た太助は、浜熊と土地の豪商若浦屋が組んで、鯛の出荷を抑え大儲けを狙っているのを知った。そこで太助はまた源太に逢った。源太は青浜の生れで、父親が浜熊に殺されたことから、復讐を誓って村を飛び出していたのだ。お静は源太の恋人だが、源太の方は、お静と村の若者竜吉との仲を誤解していた。或る夜、源太は銛で浜熊を狙って失敗、村へ逃げ帰った。浜熊の子分らは、源太がみつかるまで、村中の家を叩きこわし火をつけると言いだした。村中は大騒ぎとなったが、太助の機転でその場は巧く逃れることが出きた。しかし、漁師達も浜熊の仕打ちに我慢ができなくなった。太助を先頭に、永年の恨を晴らすべく若浦屋と浜熊を襲った。この争いに竜吉は死んだが源太は浜熊をしとめた。だが、これは御法度の一揆である。さすがの松平伊豆守も弱ったが、若浦屋から代官所あてに出した手紙が証拠となって、太助達は釈放された。折角の新婚旅行もフイになった太助夫婦だったが、江戸中の人が安い魚に喜ぶ姿を見て、何よりも心が慰められるのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1963年
製作国 日本
配給 東映京都
上映時間 85
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